改憲派が3分の2を取り、鹿児島県知事選では脱原発派が勝利

 選挙の話はあまりしたくありませんが、わたしが手伝った東京選挙区で民進党が2人、共産党の山添拓が当選したのでよしとすることにします。

 それにしてもテレビは選挙前はさんざん「アベノミクス」が争点だという与党の主張を垂れ流しいていたくせに、投票時間過ぎて選挙特番が始まると「改憲が争点だった」などと各局がそろって後付けで語り始めたところです。事前に台本を用意していたんでしょうかね? 挙句の果てに、日本会議とか特集し始めるし、とにかく(怒りとあきれを通り越して)笑えました。

 選挙結果出た後だから、むしろ会見を争点にして盛り上げとけという政権の意向にぴったりとしたがうその態度には吐き気しかしません。

 リテラもわたしと同じ気持ちの人がいたみたいですね。まあ、それが普通の感覚ですよね。

参院選“改憲隠し”はテレビも同罪! 結果が出たとたん「改憲勢力3分の2確保」「バックに日本会議」と後出しジャンケン

http://lite-ra.com/2016/07/post-2408_2.html

 さて、すでにみなさん知っているとは思いますが、結果を簡単にまとめておきます。


2016年参議院選挙結果

・投票率は54.70%で前回よりやや高いが、戦後4番目の低さ。

・改憲派の参議院での議席が3分の2(162)議席を超える。内訳は今回選挙分、自民56議席、公明14議席、おおさか維新7議席で77議席。これに非改選の自民65議席、公明11議席、おおさか維新5議席、心3議席、改憲は無所属4議席の計88議席を合わせて、165議席となります。

・自民党は単独過半数には届かないが、自民公明の与党は改選の過半数である61議席を上回る69議席を確保。

・野党は共産党が改選前3議席から6議席に倍増。民進党は野党共闘効果もあって32議席を確保するも、改選前43議席に及ばず。社民は比例で2議席を獲得できず、福島瑞穂は当選も、党首の吉田が落選するが、得票率2%には達しているのは政党としては存続できる見通し。生活は本当に最後の最後で選挙区と比例の最後の議席を合わせて2議席を確保しました。

 細かいところも一応見ておきましょう。

・若者は過半数が与党に投票したようです。ただし、無党派は自民と民進党が拮抗していますが、どこに投票するかかなり悩んだと思います。

・注目の一人区は与党が21議席、野党が11議席を獲得しました。

 正直、わたしの予想より野党が勝ったという印象です。東北は有名野球選手を擁立した秋田県を除くと、野党側が全勝で、逆に関西、四国、中国の一人区は大分を除いて与党が勝ちました。

 予想外だったのは、実は比例区で、民進党も共産党も予想より伸びなかったことです。逆に、自民党は比例で19議席獲得していて、「なんで?」と思います。公職選挙法違反してると常識的には思われる、新聞広告やyoutubeのループ広告の効果かもしれませんね。

 安倍自民党の違法広告は今朝の新聞だけじゃない! テレビ局にも“誇大政党CM”をゴリ押し! 弁護士を使って圧力も

http://lite-ra.com/2016/07/post-2407.html

 民進党が伸び悩んだのは一人区ではなく、複数選挙区で特に、関西でおおさか維新や公明党に勝てなかったのが原因で、共産党は議席の次点につける選挙区が多く、議席が伸びませんでした。2013年は3つの選挙区で議席を得ていますが、今回は東京以外議席を取れていません。

 そんな感じで、無所属を入れると改憲派が3分の2に達したので、憲法改正をやるそうです。戒めを込めて、あえて安倍の笑顔の写真を載せておきます。


【参院選】「前文から全てを含めて変えたい」 安倍首相が改憲への意欲を明言

「立党以来の悲願です」

https://www.buzzfeed.com/daisukefuruta/revision-of-the-constitution?utm_term=.se6JWV1po#.snevxGXV7

参院選の開票が進む中、圧勝を確実にした自民党の安倍晋三首相が「前文から全てを含めて変えたい」と全面的な改憲への意欲を語った。

Kazuhiro Nogi / AFP / Getty Images


テレビ東京の選挙特番で、池上彰さんのインタビューに答えた。

安倍首相は選挙戦を通じて、街頭演説で憲法についてほとんど語らなかった。東京・秋葉原の最後の訴えでも一言も触れなかった。

そのことについて、池上さんに問われた安倍首相は「憲法改正は自民党の立党以来の悲願」と強調した上で、こう答えた。

「憲法改正するとは、ずっと申し上げています。選挙公約にも書いております。また、どの条文を変えていくかについては、谷垣総裁時代に憲法改正草案をお示ししている」

では、具体的にどの条文を変えようとしているのか。池上さんはこれまでの改憲論争で焦点に上がった9条や96条を例に挙げて問うた。

安倍首相は、笑みを浮かべて答えた。

「それだけではなく、前文から全てを含めてですね、それを変えたいと思っています」

力を込めてそう言った上で、ただ、と言葉を続けた。

「現実どうなっていくか。結果を残していかないといけないわけでありまして、ただ、自分の要望を示すのでは、これは政治ではない」

参院で改憲に必要な3分の2議席を占めるには、与党の自民・公明だけでなく、おおさか維新の会や日本のこころを大切にする党の協力が必要だ。しかも、この4党はどの条文を変えるかについて、一致していない。

どの条文を変えるのか。また、自身も「道半ば」と語るアベノミクスを推進し、経済・財政を立て直すことはできるのか。

3分の2の壁を超えても、課題は山積みだ。

……転載終わり。

 個人的にうれしかったのは、野党共闘の始まりの地である新潟で森ゆうこが本当に僅差で勝利したことです。もう一つは、鹿児島県知事選挙で脱原発派が当選したことです。


鹿児島知事に三反園氏 「原発いったん停止し再検査を」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160710-00000055-asahi-pol

 鹿児島県知事選は10日投開票され、無所属新顔で元テレビ朝日コメンテーターの三反園訓氏(58)が無所属現職の伊藤祐一郎氏(68)を破り、初当選を確実にした。三反園氏は伊藤氏の4選阻止を訴え、民進、社民両党県組織や保守系地方議員の一部の支援を得て草の根の選挙戦を展開した。

 実は選挙前に、原発の話と合わせて鹿児島県知事選の話を書くつもりだったんですが、ほかを優先して後回しになっていました。九州にまたなにかあったら大変だと思っていたので、県知事選挙で脱原発派が勝ったのはよかったです。


では、また あした

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空からにんじんが降ってきてなにかが変わったらいいなと願っているブログ。 ……というのは冗談。 第三次世界大戦に関することや世界統一政府に向かう陰謀シナリオなどを予想したり、時事ネタなどを書いています。

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