今上天皇退位もイギリスEU離脱もすべての出来事が2018年に向かって加速している?

 皇太子について少し考えなおしてみました。

 昨日は皇太子が改憲派よりでは? と言いましたが、護憲派だという海外の報道もあるようで、決めかねます。まあ、それはあまり問題ではないのかもしれません。皇太子の立場上、天皇と同じで憲法についての発言には制約があり、護憲派に見える発言しかできないという可能性もあります。

 重要なことは、天皇と皇太子の天皇位をめぐるいさかいがあって、皇太子が安倍政権と改憲派の側につくことで天皇位をできるだけ早く手に入れようとしたのでしょう。皇太子はいま56歳ですから、80まで生きても24年しかありません。もう元気な時期は過ぎていますから、なんとかしてほしいわけです。

 今上天皇は2016年参議院選挙で皇太子と安倍政権に権力闘争に負けました。しかし、今上天皇は自ら皇太子が望む生前退位の意向を示すことで、反対派はもちろん皇太子もそれを受け入れざるを得なくなり、憲法改正の前の皇室典範改正をするように誘導し、事実上憲法改正を断念させたというわけです。

 皇太子は勝利し、天皇位を勝ち取る見込みとなったので、改憲をあきらめた。そういう意味でピエロだったのは安倍晋三というわけです。笑えますね。

 そういう可能性もあるということに気が付きました。


 ところで、5年前にも生前退位の話があったようですが、ちょうど東日本大震災のころで、民主党政権がいよいよ崩壊へと向かう時期でした。生前退位はお体の具合もあるとは思いますが、政変と無関係ではないと思います。

 一つわたしの個人的好き嫌いを言っておくと、わたしは今上天皇は好きですが、皇太子はあまり知らないというか、好きではないので、陰謀論を書くとどうも皇太子を悪役っぽく書いてしまうところがあるということについて、読者のみなさんはそのあたりを考慮して読んでいただくようお願いします。

 さて、今後退位に向けた動きについてですが、昨日は皇室典範改正はまとめて一国会でできるのではといったのですが、2年かけてじっくりやるという記事が出ていたり、1~2年かけてやるという記事も出ています。

皇室典範1~2年かけて改正案検討 宮内庁長官「いろんなお考えをお持ちになる」 産経新聞

http://www.sankei.com/life/news/160715/lif1607150020-n1.html

天皇陛下が天皇の位を生前に皇太子さまに譲る意向を示されていることを受け、政府は「生前退位」に関する規定がない皇室典範の改正に向けた検討に入ることになる。有識者会議を設置し諮問した上で、1~2年程度かけて改正案をまとめ上げる案が有力となっている。

……引用終わり


安倍首相「安定的な継承は極めて重要。男系継承の重み踏まえ検討したい」産経新聞

http://www.sankei.com/life/news/160204/lif1602040019-n1.html

安倍晋三首相は4日の衆院予算委員会で、皇位継承について「男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえつつ、安定的な皇位継承の維持について引き続き検討していきたい」と述べた。皇室典範の改正では、男系男子による継承を維持した上で、皇族の減少への対応を検討していくべきだとの考えを示した。

……引用終わり


 安倍政権と日本会議の目指すものが天皇中心の明治国家の実現である以上、彼らにとっても皇室典範改正は憲法改正と同じかあるいはそれ以上の重要課題であることは間違いありません。少なくとも、改憲と並行して議論されることは確実でしょう(皇室典範を優先するのは間違いないが、改憲議論を並行して行うこともできなくはありません)。

 それに伴い、改憲の前後にもう一回だけ衆議院解散総選挙があると予想されます。といっても、そこで安倍政権が過半数割れする見込みは現時点ではありません。

 ひとまず最悪のシナリオが回避されたようです。時間的な猶予ができたのは大きいと思いますが、その時間を国民がうまく使えなければ結局同じことになります。少なくとも、皇室典範改正が終わるまでは天皇の退位は実現しないでしょう。同時に、暗殺の危険もなくなりました(政治的な裏取引が行われたと思われます)。皇室典範改正と憲法改正手続きに2年かかるとすれば、次の選挙は今上天皇の身にもしものことがなければ今上天皇のまま行う可能性が高いと思います。

 時期的には微妙なところで、2017年中に皇室典範改正の議論を終えて、2018年の通常国会、あるいは臨時国会で憲法改正を発議すれば間に合わう可能性のある時期です。2018年9月の総裁任期末前に発議して、国民投票で憲法改正が実現しようとせずともそこで安倍が辞任し、安倍の次の新総理のもとでやるならば支持率回復で与党が勝つシナリオもあると思います。その場合、護憲派が勝たない限り、状況的には悪化することは明らかです。

 ただし、民進党の岡田が早くも改憲派に接近しているのはゆゆしき事態といえるでしょう。

共同通信より

http://this.kiji.is/126264945755160580?c=39546741839462401

民進党の岡田克也代表は14日の記者会見で、憲法改正に関し、安倍晋三首相が現行憲法を連合国軍総司令部(GHQ)による「押し付け憲法」と捉えている見解を撤回し、立憲主義を順守するとの条件を守れば、9条以外の条文の議論に応じる余地があるとの考えを示唆した。これまで岡田氏は9条だけでなく、他の条文に関しても安倍政権下の改正に反対しており、軌道修正を図った形だ。

 参院選では、改憲勢力が国会発議に必要な「3分の2」の議席を衆院に続いて占めた。秋の臨時国会で再開される見込みの衆参両院憲法審査会での議論を拒むのは、困難と判断したとみられる。

……転載終わり

 このあたりを党内右派と議会状況から見た現実的対応と取るかどうかは難しいですが、毎日と朝日が自民党改憲案を廃止するよう言っていることから、岡田がこれにのって自民党改憲案を廃案としたうえで緊急事態条項以外議論するなら妥協するならまだありですが、岡田は緊急事態条項を議論しないとは言っていません。この男は斜め下に突き進むからなあ……。

 それにしても皇室典範改正まで2年という記事の2年は偶然の一致でしょうか? どうもイギリスのEU離脱も2年後、2018年12月ごろになる見通しだそうです。

http://jp.sputniknews.com/europe/20160715/2489363.html

 英国のEUからの公式の離脱は2018年12月となる見込み。新任のBrexit担当大臣デヴィッド・デイヴィス氏が述べた。

 6月23日の国民投票で英国のEUが決まっている。

 大臣によれば、公式の離脱はおおよそ2018年12月になるという。イヴニング・スタンダードが伝えた。

……転載終わり。


 なんでしょうね? 当初の計画が2018年の終わりまで延長された、あるいは2018年までに終了する見込みだということでしょうか? 先送りされたこと自体はうれしいのですが、むしろ2年かけてしっかりと準備して例の計画の足場固めをするということでしょうか。

 そういえば、ロンドンシティはEU離脱に反対を表明したけれども、イギリス女王は離脱賛成派だったと書かれています。

http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-4484.html

・・・2010年に米誌ニューズウィークと合併したブログサイト「デイリー・ビースト(Daily Beast)」は、エリザベス女王自らが発した言葉や、ブレグジットをめぐる英国王室内部の確執から、女王の真意を明らかにしています。

デイリー・ビーストが暴露したように、エリザベス女王は、プライベートな会話においては、ブレグジット(英国のEU離脱)を支持していることを隠さないようです。

・・・まさに、タブロイド紙のSUNが、一面トップに付けた見出し・・・「女王はEU離脱を支持する」は正しかったのです。

エリザベス女王に関する限り、ブレグジットは、“決して歓迎されない政治的展開”どころか、むしろ歓迎すべきことなのです。

しかし、絶大な権力を持っている女王といっても、バッキンガム宮殿のすみずみまでEU離脱一色に塗り替えることはできません。

デイリー・ビーストは、英国王室内部で意見が分かれていることについても書いています。

・・・一部のオーストラリアの政治家は、英国のように、一度は欧州の連合体にブロックされたオーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどの国々が再結束して、英連邦王国の自由な運動のために、野心的な計画を再スタートするよう英国王室に求めているのです。

・・・エリザベス女王の英国王室が目指しているのは、英連邦王国の復活であり、それは、フラットではあるものの、英国を軸にした同盟関係を基盤にした、今以上に緩やかな新植民地主義です。

これに比して、ワシントンは全地球的な新世界秩序(ニュー・ワールド・オーダー)の下で、世界政府を樹立することを目指しています。

……引用終わり

 つまり、イギリスの離脱は女王の意向だったというわけで、それならあの結果も理解できますね。

 しかし、新世界秩序って3つくらいあるんでしょうか? いや、4つでしょうか?(日英米中)だとしたら、2018年までに準備を終わらせて、2019年から最終戦争を始めるというシナリオがあるのかもしれません……。TPPも共和党は削除したけれども、民主党は残したみたいです。


 ふと思ったんですが、今年は例年と比べていろんな出来事が起こりすぎではないでしょうか。

 ブログを始めたころから数えても、舛添問題、バングラデシュ邦人殺害、イギリスのEU離脱、九州大豪雨、参議院選挙、天皇生前退位、フランスでまたテロ……。

 今年の初めから数えれば、甘利辞任、TPP署名、自民党議員の不祥事連発、ブラジル大統領問責、熊本地震、エクアドル地震、パナマ文書問題、欧州など世界各地での豪雨……。

 なんか、今年はやばいですね。まだ2016年は折り返しに入ったばかりなのに、これからますます加速して行きそうな気配がとても不気味です。

 すべてが2018年以降に向かって進んでいる……。とはいえ、絶望したり悲観するようなことが生じているわけではないということも事実ですから、悲観的になりすぎないようにしましょう。悲観的になると、本当はありえたかもしれないよい未来への道が見えなくなってしまいますからね。

 次が最後になるかもしれないけれども、それまで未来はわたしたちの手に残されています。

 この可能性がわたしのいう「悲しみはいつか来る幸せの前触れ」ということだったのでしょうか? そうだといいなと思います。


では、また あした

にんじんスコール注意報

空からにんじんが降ってきてなにかが変わったらいいなと願っているブログ。 ……というのは冗談。 第三次世界大戦に関することや世界統一政府に向かう陰謀シナリオなどを予想したり、時事ネタなどを書いています。

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