世界の中心、美しい日本で狂気を叫ぶ

 都知事選と『ポケモンGO』というくだらない話題がメディアににぎわせている間はましだったのだな、と今になっておもいます。いったんは収まっていた変な事件が今日は他立て続けに起きています。 


  まずフランスの教会で立てこもりの殺人事件が起こりました。  

 <フランス>教会立てこもり神父殺害 大統領「テロ攻撃」 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160726-00000105-mai-eurp 

 【パリ賀有勇】フランスメディアによると、仏北部ルーアン近郊で26日午前9時45分(日本時間同日午後4時45分)ごろ、刃物を持った男2人が教会に押し入り、5人を人質に取って立てこもった。神父が殺害され、容疑者は治安部隊が射殺した。現場に急行し記者会見したオランド大統領は容疑者らが過激派組織「イスラム国」(IS)のメンバーだと主張したと明らかにし、事件を「卑劣なテロ攻撃」だと断言した。 仏紙パリジャン(電子版)によると、容疑者はルーアン南郊のサンテティエンヌ・デュ・ルブレにあるカトリック教会に押し入り、神父、修道女2人、信者2人の計5人を人質に取った。神父は刃物で喉を切られて死亡し、他の人質1人も重体という。容疑者は立てこもり開始から約1時間後、治安部隊によって射殺された。容疑者の氏名などは明らかにされていない。仏当局の対テロ部門が捜査している。  フランスでは南部ニースで14日、トラック暴走テロが起きて84人が犠牲となったばかりで、政府は26日に期限を迎えた非常事態宣言を6カ月延長し、警戒を高めていた。 

 ……転載終わり  

 大統領は緊急事態を維持するために、テロだと言っていますが、本当にテロなのか、犯人がイスラム国の人なのかは不明です。 もう一つは日本で話題になっている相模原の障がい者大量殺人事件についてです。 これまでの経緯について書かれているYAHOOの特設ページのリンクをつけておきます。 http://news.yahoo.co.jp/story/267 まとめると、 ・神奈川県相模原市の障害者施設「県立津久井やまゆり園」から「刃物を持った男が施設に侵入」と110番通報 ・入居者数十人が刺され19人死亡、26人負傷 ・出頭した26歳の男を殺人未遂などの疑いで逮捕。この施設の元職員という ということになります。 相模原市というのは市町村合併でかなり大きくなっていて、わたしの家は実は事件が発生した神奈川県相模原市緑区と目と鼻の先にあります。事件が発生したの障害者施設「県立津久井やまゆり園」で、相模湖の近くです。近くにはプレジャーフォレストがあります。 ここは昔は相模湖ピクニックランドって言って、よく家族と山小屋に泊った場所なんです。1日目はプールで遊んで、夜はキャンプファイヤーをした後、2日目には小規模な遊園地で遊んで帰るというのがいつものパターンでしたが、名前が変わってからは一度も言っていません。 そうですか。あの近くなんですね。地図で見ると、湖の対岸にあることがわかります。 ふだんはこういう事件は無視するんですが、今日はそういう事情で特別に触れることにします。 わたし、メディアの報じ方に3つ不満があります。1つ目は、障害者という表記を使っていることで、これはいちゃもんみたいなものですが、害という言葉の響きが善くないから、障がい者と書くのがふつうです。でも、メディアでは障害者施設と書いています。このあたりのことはわたしも詳しいわけではないのでわかりませんが、がいをひらがなで書くのはマナーだとわたしは理解しています。 2つ目は、犠牲者の名前で、わたしが見たときはなぜか名前ではなくて年齢だけが出てきました。 これは二重の意味でおかしいと思います。まず、年齢だけを出して名前を出さないのは、もしかしたら障がい者の身内を傷つけない配慮なのかもしれませんが、一見すると犠牲者を年齢だけで機械的に扱っているようにみえます。それは障がい者への差別を助長することにはならないでしょうか?  犯人が障がい者に対する露骨な差別意識を持っていることは明らかなわけで、年齢だけを報じるのは、むしろ犯人を肯定することにはならないでしょうか? まあ、わたしの考えすぎかもしれませんが気になります。 3つ目は、数ばかりやたら気にしているような報道姿勢です。 平成以降、殺人事件で最悪の死者数 障害者19人刺殺 朝日デジタル http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160726-00000098-asahi-soci 26日未明に相模原市の障害者施設で起きた殺人事件。19人が殺害された今回の事件は、多数が犠牲になったとして戦後広く知られてきた殺人事件の犠牲者数を上回った。警察庁によると、少なくとも平成に入った1989年以降の殺人事件では最悪という。 ……引用終わり。 確かに、死者だけでいえば地下鉄オウムサリン事件の13人より多いかもしれませんが、マスコミの人たちは本当に障がい者を一人の人として見ているのか、はなはだ疑問です。ニュースになればいいのかもしれないけれど、そういうことではないと思います。 ちょっと前の日本なら、こういうのはクレームが入ったと思うのですが、いまの日本ではこの程度のことは問題にならないらしいのかもしれません。最近の空気を見ると、そういう感じがします。障がい者は殺してもいいなんて思っている人が実際に殺人を犯してしまうなんて、まともな社会ではありえないことなのです。誰かが殺意をほのめかしていたら、阻止しようとしたに違いありません。けれど、そういう話は彼の知り合いから聞こえません。たぶん、誰も止めなかったのだと思います。 そういえば、落選した三宅洋平は障がい者への差別発言をしていましたね。そして、三宅は安倍政権とねんごろ……と。 なんでも安倍政権と結びつけるな、といわれるかもしれませんが、わたしはこの事件を起こした社会的文脈は無視できないと思います。 犯人は、なぜか衆議院議長に犯行予告と思われる手紙を送り、「240人殺したら」2年くらいで出して、5億円くれと身勝手な主張をしています。 いうまでもないことですが、衆議院議長は平成27年4月21日から自民党の大島 理森(ただもり)という人が務めています。手紙を受け取ったのはこの人ということになります。 もし、自民党や衆議院議員で3分の2を占める与党、290議席を占める自民党が、こうした障がい者差別を認めないような立場だと誰もが考えていれば、いくら狂った犯人とは言えで、英雄扱いされて5億円もらえるとは考えないでしょう。こうした妄想が成立する土台には社会的な背景があることは明らかです。 具体的に言うと、ネット右翼とネットサポーターズクラブを使って政権の反対派とまともな良識を持った人たちを嘲笑、炎上させて、差別主義を助長させてきた勢力が、いま日本社会で大きな力を持っているという社会的文脈がなければ、いくらバカでもこんないかれた発想はできないということです。 そして、いま腐敗した政権が日本の衆参で多数を占め、拷問を絶対に禁止せず、天皇を元首と死、国防軍を創設しようともくろむ改憲派に両議院の3分の2を与えた国民の在り方が、こうした事件を作り上げているといったら言い過ぎでしょうか? わたしは言い過ぎだとは感じません。安倍政権の閣僚はどいつもこいつも筋金入りの札付きで、経歴詐称総理と財務大臣に、政治資金まっ黒な閣僚人に加えて、あっせん利得ほぼまっ黒なのに起訴されない前経済産業大臣、パンツ復興大臣なんてものまでいる腐敗の総合商社と化した政権を平気で放置している、この国のあまりに低すぎる認識にあるといっても、それは正当な主張だと確信しています。 安倍政権はこれまでの腐敗政権とは次元が違う、そういう連中がこの国を牛耳り、行政府も立法府も、司法も、マスコミも取り込まれている。 こうした状況があって、挫折した一人の男が、大麻に逃げた後「差別を肯定するネトウヨが支持する総理がこの国のトップなんだから、障がい者を殺せば自分は英雄だ」と考えるのはそれほど妄想的ともいえないのです。 マスコミは両者の関係性をしっかり探求したりはせず、頭のいかれた男が一人悲惨なことをした、という形でまとめると思いますが、これはマスコミ自体がそうした悪に加担していて、自分の近くにいある悪が見えないからです。 マスコミはしばらく報道するでしょうが、その社会的背景についてはできるだけごまかそうとするでしょう。それは彼らが守っているものを否定することになるからです。 でも、この狂人が最後に残した言葉をただの偶然とみていいのでしょうか? 「世界が平和になりますように。 Beautiful Japan!!!!!!!!」 Beautiful Japan=美しい日本 そして、彼の言う美しい日本には「障がい者はいない方がいい」。 彼の美しい日本は彼一人の妄想なのでしょうか? それともそれは社会の共同幻想なのでしょうか? わたしは彼一人でこのような妄想にたどり着くことはありえるかもしれないと思いますが、やはり衆議院議長への手紙を見ると、これが彼を超えて日本全体に広がった悪夢のような共同幻想と考えるほかないのだと思います。 都知事選挙の前にこのような事件が起こったことについて不思議な気持ちになります。犯人は神からのお告げだと言っていました(神と名乗る悪魔のことだと思います)。 でも、これはひょっとしたら天から与えられた一つの機会なのかもしれません。というのも、日本会議副会長と、原子力ムラの代理人が都知事選のトップを選ぶ日本の首都の状況は明らかに異常だからです。これをきっかけに日本のまともな人々が目覚めて、頭のいかれた差別主義者への強い砦を築くならば、わたしたちはこの悲劇を、少しだけましな悲劇に変えることができるかもしれません。 今日はまことに不愉快な一日でした。明日はもう少しましな一日になればいいなと願いつつ。 では、また あした 

にんじんスコール注意報

空からにんじんが降ってきてなにかが変わったらいいなと願っているブログ。 ……というのは冗談。 第三次世界大戦に関することや世界統一政府に向かう陰謀シナリオなどを予想したり、時事ネタなどを書いています。

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