ドナルド・トランプの役割の再考 アメリカ大統領選挙3つのシナリオ

 都知事選挙は小池百合子に決まったようで、特にコメントはありません。ただ、ブログを始めてからいろいろ書くネタが多かったので、とりあえずこれでひと段落となりそうでほっとしています。

 選挙つながりで、次に気になるのがアメリカ大統領選挙の行方です。アメリカ大統領選挙は11月なので、それほど急いで書く必要性は感じません。

 いまのところ、ドナルド・トランプが共和党代表の指名を受けて、ヒラリークリントンが民主党の指名を受けて、サンダースがヒラリー支持に回って、両者の対立が明確化しました。ただし、サンダース陣営は民主党による予備選挙のサンダース妨害工作が発覚して激怒しています。

 以前、わたしはTPPは締結されないと言いましたが、共和党はTPP推進を削除しており、民主党はTPPに反対の立場を訴えているけれど、ヒラリーのことだから嘘の可能性もあるでしょう。それでも、条約締結の期限が2018年2月で、それまで中間選挙はなく(次の中間選挙は2018年11月5日)、外交に関して権限を持つ上院で共和党が多数を占めるので、通らないのではないかと予想しました。もちろん、上院議員が党の方針から外れて可決に転じることはありえることです。わたし、アメリカの政治制度にはあまり詳しくはないので、上院議員が自由に選べるのかわからないのですが、ひとまず日本国内で次の臨時国会でTPPが可決されるかどうかを見てからでも遅くはないでしょう。


 それにしても、今回ほどアメリカ大統領の先が見えないことはこれまでなかったと思います。その原因となっているのがドナルド・トランプの本当の役割です。

 わたしは次の3通りの読みを考えています。それぞれ、ドナルド・トランプは異なる役割を果たしうることがわかります。

 1つ目は、不人気で新世界秩序を押し進めるヒラリークリントンを勝たせるために、ドナルド・トランプがピエロの役割を引き受けている可能性。これは過去のアメリカ大統領選挙でもあったらしく、不人気だが重要人物を勝たせるためにはそれ以下の人物を立てる連中のやり方があります。

 都知事選挙でも、小池を勝たせるために安倍は自民党都連に不人気の利権関係者の増田を押しておきながら、応援をせず、小池百合子の勝利をサポートしました。マスコミによる小池劇場を造らせるお膳立てまでやりました。

 もちろん、小池百合子の勝利は安倍政権の勝利です。その証拠に、誰も小池百合子が勝って、誰も自民党を批判しません。

 同様の目的のために、同じように女性候補が勝利するシナリオは十分考えられます。


 これが第1シナリオで、次が第2シナリオ。それは今回民主党の党大会が開かれたと同時に、サンダースへの民主党による妨害工作が行われたことから思いついたもので、もしかしたら、サンダースを独立候補として出すか、あるいは不正選挙と戦いを行う新たな候補者を出すことで民主党の票割れを行い、これによって不人気のドナルド・トランプを勝利させるシナリオです。第2シナリオではドナルド・トランプが本命ということになります。

 わたしの予想では、ヒラリーの方がトランプよりもイルミナティ内部での位階が上なので、ふつうに考えればヒラリーが勝つと思うのですが、フランクリン・ルーズベルトの時は、フリーメーソン32階位のルーズベルトが大統領で、副大統領のトルーマンが33階位だったことがあるので、序列どおりに勝つとは限らないのです。

 不人気の大統領が独裁を行えるのかという疑問があって、イメージにより近いのはドナルド・トランプの方です。新世界秩序も、戦争も、女性大統領ではやりづらいところがあると思います。なんだかんだいって、戦争は男のやるものだというイメージがあるので、最高指揮官が女性だと軍の反発を買うことも計算すると、第三次世界大戦を起こすならば、トランプが適任と思われます。

 どちらもすでに勢いを感じないので、いまのままなにごともなく進めばヒラリーが本命になるでしょう。


 そして、最後に第3シナリオがあります。それはなぜアメリカで突然民主社会主義者なんてものが台頭したのかという疑問と関係があります。

 都知事選挙小池百合子の圧勝から、選挙に勝つためのもう一つの方法があります。それは虐げられたものが勝利するというストーリーを作ることです。日本ではなぜか第一次安倍政権で防衛大臣を務めた安倍政権側の人間のお手軽小池劇場が開幕されましたが、アメリカではもっと巧妙な仕込みが前から(具体的に言うとアメリカ住宅バブルの2000年代前半ごろから)行われていた可能性があります。

 強い組織票がなくても、マスコミを利用しての劇場によって無党派層を動かして選挙に勝利できることは小池百合子が証明しています。同様のことをある程度組織力のある人たちが全米規模で行えば、第三候補者が勝つ可能性は十分あります。

 今回の都知事選挙、自民党の分裂選挙といわれましたが、ふたを開けてみれば自民党の小池百合子と、自民党公明党推薦の増田が1,2位で、野党の鳥越は3番手でした。ふつうは民主党が割れれば、あるいは左派が割れれば負けるはずですが、共和党側から票を分捕れる人物ならば左派の候補者が1,2位を取って、トランプが3番手なんて可能性はありえます。実際、共和党党大会で、2番手だったテッド・クルーズはトランプ支持を表明していません。わたしはテッド・クルーズが出ることはないと確信していますが、その票はどこに流れるのでしょうか? おそらく、もっとも反トランプ的な候補者に流れるでしょう。それは一体誰?

 今回の大統領選挙でそれが起こるかどうかはともかく、近い将来革命的転覆のシナリオがアメリカで実現することは確実だとわたしは見ています。それがいいことなのか、わるいことなのかはわかりません。けれど、バーニー・サンダース、あるいは彼の意志を継ぐ第三候補がもし今の大統領選挙に現れて人気になれば、その時は極右の小池と同じことがもっと大規模に起こり、小池と思想的にまったく逆の候補者が勝利するのを目の当たりにする可能性があるでしょう。アメリカで虐げられているのは明らかに99%で、日本人と違って彼らはそのことに自覚的なのです。

 むしろ、これほど不人気の候補者同士がそのまま戦うと考える方がおかしいのかもしれません。大量の棄権票が出ると予想すれば、アメリカの第3、第4党政党は民意を反映する候補者を送り出すのが普通です。民意を選挙で代表したいならば、第三候補者こそ本命のはずです。いまのままだと、どちらも大統領に不適格だとアメリカ国民に拒否される可能性があります。支配層はそんな下手なことをするのでしょうか? 

 この場合、ドナルド・トランプもヒラリークリントンも当て馬で、本命は……? その人物はまだ現れていない可能性もあります。


 以上がアメリカ大統領選挙の3つのシナリオですが、このシナリオから勝者を予想するのは不可能です。結果は、連中だけが知っている……? あるいは、神のみぞ知るというところでしょうか。


 では、また あした……といいたいところですが、明日はもしかしたらお休みするかもしれません。

にんじんスコール注意報

空からにんじんが降ってきてなにかが変わったらいいなと願っているブログ。 ……というのは冗談。 第三次世界大戦に関することや世界統一政府に向かう陰謀シナリオなどを予想したり、時事ネタなどを書いています。

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