東京湾M9.1誤報について考えてみる

「首都圏に震度7」緊急地震速報を誤報 落雷が原因? 朝日デジタル

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160801-00000068-asahi-soci

 気象庁は1日午後5時9分ごろ、東京湾を震源とするマグニチュード9以上の地震が発生したとする誤った緊急地震速報を発表した。東京23区や神奈川、千葉、埼玉の各県で震度7以上、茨城、群馬の両県で震度6強以上の揺れを予測したが揺れは観測されず、取り消した。

 気象庁によると、千葉県富津市の地震計で「ノイズ」を揺れととらえたという。落雷による電気信号を大きなノイズと記録した可能性があるという。

 今回の緊急地震速報は、強制的に配信される警報とは異なり、民間事業者を介して鉄道会社や自ら設定した一般利用者にアプリケーションなどを通じて配信されている。今回のように事業者向けでは、1カ所の観測点だけでも発信される。気象庁は「一般向けには2点以上の観測点で揺れを観測した場合に発表するようにしている」と説明している。

 小田急電鉄は速報を受け、走行中の全列車がただちに停車。誤報と確認して4分後に運転を再開。都営地下鉄も直後に停車し、数分後に再開した。

……転載終わり


 というように、地震の誤報があったようです。わたしは全く気付きませんでした。誤報の原因は雷だと書かれています。

 誤報の原因についてはこちらに書いてあります。


緊急地震速報の誤報騒ぎなぜこうなったのか? 

http://weathernews.jp/s/topics/201608/010145/


緊急地震速報は全国に配置されている地震計で揺れを感知したら即座に配信されますが、

情報の精度を高める仕組みとして、一般利用者向けには2か所以上の地震計で揺れを感知しないと配信されません。

ただし、少しでも情報を早く知りたい「高度利用者向け」には1か所で感知した時に即座に配信されます。

(ただし弱い揺れの感知では配信されません。閾値は今回の説明では省きます。)

1か所で感知後、近隣の2か所目で感知しなかった場合は、揺れなかったと判断され「キャンセル報」が配信されます。

ちなみに、気象庁の発表によると、今回の配信元になった一か所目の地震計は、千葉県富津市の地点で、付近の落雷によるノイズを観測したとのこと。

これが今回、特定の人のみに配信され、キャンセルされた誤報騒ぎの流れです。

……引用終わり


 今回わたしが気になったのは、東京湾M9.1なんて地震が、民間事業者のアプリケーションとはいえ、もともと設定されていたという事実です。

 わたしは東京湾でM9.1なんて地震が起こりうるという話を聞いたことがありません。おそらく、みなさんもそうでしょう。

 しかし、この民間事業者は東京湾M9.1なんて地震が起こりうることを想定していたのです。これは一体なにを意味するのでしょうか?

 次に載せるのは、その時の全国の揺れの大きさです。

 見てわかるように、関東全域で最大震度7を記録しています。そして、この震度7の範囲には3000万人以上の人たちが住んでいます。日本の総人口の4分の1です。ですから、もしこの規模で地震が起これば、死者1000万人、あるいはそれ以上の死者が出ることになったでしょう。倒壊家屋は何千万棟に達し、文字通り日本が壊滅する規模です。

 さて、この地震の震源地が東京湾となっていますが、揺れ方を見るとどうも直下型を想定しているようです。伊豆小笠原諸島から千葉房総半島沖の地震なら、諸島部が最大震度7を記録するはずなのに6強、6弱となっていることから、太平洋とフィリピン海プレートの境目の地震ではありません。

 では、なぜM9.1なのか。M9.1となると、断層の長さは1000キロに達します。揺れ方を見ると、断層は東京湾を震源に、関東全域に広がっているように見えます。

 東京はほとんどが開発されつくされていて、断層が見えない隠れ断層がたくさんあると言われています。この地震、そうした断層が動いたのかも、と思いましたが、小さな断層がどれだけ動いてもこうはならないでしょう。


 以前、NHKで断層についての新しい研究について説明していたときの画像を張ります。

 中部から関東、そして東北に至る範囲に見える断層がありますが、東京湾の直下に長い断層は見当たりません。静岡のあたりには3つのプレートが合流する複雑な場所が存在するのでまだわかるのですが、東京湾を震源とするM9.1なんて起こりうるのでしょうか?

 先ほどの図で関東全域が最大震度7を記録していたことから、揺れたのは静岡から東北を貫いて北に向かう線の南半分と考えられます。

 とはいえ、東京湾の近くには3つのプレートがありますから、力のかかり方の複雑さは地球上のどの地域とも比べものにならないので、東京湾震源になる可能性も否定できません。


 それにしても、この震源を考えた人は、学術的に研究したのではなく「考えられる最悪の事態に備えよう」とわざとありえない震源と規模の地震を想定したのではないかと考えずにはいられません。

 つまり、これは純粋に避難訓練であって、こんな地震は起こらないが、関東の住人全員に巨大地震に警戒してほしいという善意(面白半分で)で作ったのではないかと思うのです。

 今回の誤報(避難訓練?)でわかったことは、わたしたちが地震について知ることはできず、また備えるときにも最低限の備え(水と食料他の物資)ができるだけで、本当にこの規模の地震が来れば救援物資が届くことはなく、その多くが食糧不足で死んでしまうという厳然たる事実です。

 もし本当に東京湾M9.1のような地震が起きたら、避難所で待つのではなく南か北を通じて、外国に逃げることを考えるのが最善策だと思います。自然災害による避難となれば広義の難民扱いになります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A3%E6%B0%91

難民(なんみん、英: refugee)は、対外戦争、民族紛争、人種差別、宗教的迫害、思想的弾圧、政治的迫害、経済的困窮、自然災害、飢餓、伝染病などの理由によって居住区域(自国)を離れた、あるいは強制的に追われた人々を指す[1][2][3][4][5][6] 。その多くは自身の生命を守るため、陸路、海路、河路、空路のいずれかで国外に脱し、他国の庇護と援助を求める。現在の国際法では、狭義の「政治難民(Political Refugee)」を一般に難民と呼び、弾圧や迫害を受けて難民化した者に対する救済・支援が国際社会に義務付けられている。

……引用終わり


 このように自然災害も難民に含まれると書いてあります。

 地震の恐怖と戦うのではなく、時にはできるだけ早く逃げることも必要だと、今回の地震は教えてくれたのかもしれません。


では、また あした

にんじんスコール注意報

空からにんじんが降ってきてなにかが変わったらいいなと願っているブログ。 ……というのは冗談。 第三次世界大戦に関することや世界統一政府に向かう陰謀シナリオなどを予想したり、時事ネタなどを書いています。

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