大関豪栄道の全勝優勝おめでとうございます

 今日はブログの方針とは全く無関係な日記を書きます。なんと、あの大関の豪栄道が幕内全勝優勝を果たし、賜杯を抱いたというのです。


豪栄道 史上初のカド番から全勝Vで締めくくり 来場所綱獲りへ弾み

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160925-00000127-spnannex-spo

 大相撲秋場所千秋楽は25日、両国国技館で行われ、優勝を決めている大関豪栄道は琴奨菊を下し、全勝で締めくくった。カド番からの全勝優勝は史上初。綱獲りとなる九州場所へ弾みをつけた。

 豪栄道は寄り切りで完勝した。初優勝が全勝となるのは1994年名古屋場所の大関武蔵丸以来22年ぶり。

 三賞は殊勲賞に2横綱3大関を撃破した隠岐の海が初、敢闘賞に新関脇で2横綱を倒して2場所連続2桁勝利の高安が3度目、技能賞に14日目まで優勝争いに絡んだ遠藤が初めて選ばれた。

……転載終わり


 日本人の全勝優勝は貴乃花以来20年ぶり、初優勝が全勝なのは22年ぶりだそうです。

 わたしにとってこのニュースは、FRBが利上げしなかったとか、日銀が利上げしたとか、大地震だとか、そんな細かいことがすべて吹っ飛ぶほどの驚愕的なものでした。

 そもそも、今場所は現役最強の横綱である白鵬が休場で、稀勢の里が3場所連続で準優勝している綱取りが期待されている場所でした。それが初日に負けて、3日目にも負けて、綱取りが絶望的になる中、島根出身の隠岐の海が2横綱、3大関に勝利して、後一人で大関横綱を全員倒す直前まで行き、場所をにぎわせていました。

 しかし、最後の大関豪栄道と隠岐の海が全勝で戦い、豪栄道が勝つとそこから場所の空気が少しずつ変わり始めます。隠岐の海は勝ち越しまであと1番というところで勝てなくなります。まるで豪栄道にそれまでの勢いを奪われたようにも見えました。

 よくあることですが、非常に勢いのある者を倒すと、その勢いが勝った側に乗り移ることがあります。7日目に隠岐の海を破って中日8日目でカド番を脱出した豪栄道は連勝を伸ばし続け、11日目には2敗で綱取りを目指す大関稀勢の里の儚い願いを破ると、豪栄道優勝について語り始める人が出てきました。3場所連続準優勝の稀勢の里も破って勢いに乗る豪栄道は、すさまじい集中力を発揮して12日目には横綱鶴竜を倒し、13日目にはあと少しで負けるかと思われたところで、横綱日馬富士を得意の首投げで逆転して13戦全勝とします。

 14日目、唯一2敗で優勝争いに残っていた平幕の遠藤が2敗を守るも、豪栄道は玉鷲を堂々と破って14日目まで全勝で優勝を果たしました。


 これだけ見ると、単に大関が勝っただけだと思われるかもしれませんが、わたしにとって豪栄道の優勝は衝撃でした。

 そもそも、わたしが相撲を始めた見たのは今場所休場して、来場所は十両落ちする逸之城が初入幕で大関と横綱を破って最終日まで優勝争いに残った場所でした。その時の逸之城の対戦相手が当時大関の豪栄道で、大関豪栄道は初入幕の逸之城に負けました。それがわたしが最初に見た豪栄道の取り組みです。その後も成績は振るわず、負け越してはカド番をなんとか8勝して乗り越え、そうかとおもったらまたカド番という情けない大関の代表でした。今年の初場所、琴奨菊が優勝した後でさえ、豪栄道が優勝する日が来るとは信じられませんでした。

 これまでの通算成績でみても、お世辞にも強い大関とは言えないような力士でした。解説がいつも豪栄道のことを稽古場では強いが、本場所では力を十分発揮できない力士だと言っていたのですが、本場所をテレビで見るだけのわたしにはまったく信じられませんでした。

 豪栄道が大関になってからの先場所までの最高成績は12勝3敗で、しかも、その前の場所では4勝11敗という大負けをしていましたから、2場所を通算すると、16勝14敗という平凡な成績でした。それまでも勝ち星と負け星で勝ち星がやや上回っているという成績でした。だから、大負けした翌場所は大勝ちする力士だということは知っていて、先場所豪栄道は7勝8敗で負け越していたので二ケタには載せてくるかとは思っていましたが、まさか優勝するなんてまったく想像もできなかったのです。その根拠は今年の成績です。

 今年の豪栄道の成績は次のようなものでした。

1月場所 4勝11敗

3月場所 12勝3敗

5月場所 9勝6敗

7月場所 7勝8敗

9月場所 15勝

 1~7月場所までを通算すると32勝28敗で、1場所平均では8勝7敗となります。なんとか勝ち越しているくらいの成績です。これを見ると豪栄道関が相当苦労していたことがうかがえます。

 NHKから引用します。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160924/k10010705541000.html?utm_int=all_side_ranking-access_001

大関昇進後 けがに悩んだ豪栄道

 豪栄道は大阪府寝屋川市出身の30歳で、埼玉栄高校時代に全国高校総体で優勝を果たすなど大活躍し、大相撲の境川部屋に入門しました。

 初土俵から3年足らずで新入幕を果たした平成19年の秋場所では、いきなり優勝争いに加わり、12年ぶりに新入幕力士として横綱との対戦が組まれるなど、ホープとして大きな期待を集めました。

 その後も低い当たりからのスピードある攻めを持ち味に、順調に番付を駆け上がりましたが、三役に定着したあとは足踏みが続き、昭和以降、最も長い14場所連続で関脇を務め、おととしの名古屋場所で大関昇進を決めました。

しかし、大関昇進後はけがで思うような成績を残せず、ことしに入ってからも初場所は右手首のけがの影響で4勝11敗と大きく負け越しました。

夏場所の横綱・白鵬戦では顔を骨折し、続く名古屋場所は7勝8敗と負け越して、今場所は4回目の角番で迎えていました。

今場所はけがも癒え、場所前には横綱・日馬富士と激しい稽古を積むなど、仕上がりに自信を持って臨み、同い年で綱とりに挑む大関・稀勢の里や、相性の悪い横綱・鶴竜、それに先場所優勝の日馬富士を次々と破って14戦全勝で千秋楽を残して、一気に初優勝をつかみ取りました。

……引用終わり


 本場所ではケガもあって練習のような力が出ないなんて、誰だってつらいでしょう。豪栄道が大関に昇進したときには全盛期の白鵬を3場所連続負かす力があるくらいですから、意外と来場所も白鵬を破って連続優勝してくれるかもしれません。少なくとも準優勝はして、横綱になる可能性はかなり高いと思います。

 琴奨菊は1場所限りだと思っていましたが、豪栄道は今回の優勝をきっかけに次回以降本場所で力を出せるようになれば上に行ける力士だと思います。

 豪栄道の優勝を見て思うのは、14日目優勝が決まったときの解説の言葉です。豪栄道は「精神力の強い大関」だと。ええ、わたしもそう思います。豪栄道関の終盤の集中力は白鵬を彷彿させるものでした。優勝への執念、日本人力士にはあまり見ることのできない勝利をもぎ取ろうとする力が、ここ一番で勝てる力士だと思います。そういう力士が上に上がるのだと思います。

 あとは、これは個人的な要望ですが、来場所ではぜひ、休場明けで戻ってきた白鵬に首投げ以外の決まり手で勝つ姿を見せてほしいと思います。期待しています。

 まったく関係ないことですが、序二段で優勝した周志という力士の目がとてもかわいいと思いました。まだ負けていないらしいので、早く上まで上がってきてほしいと思います。

にんじんスコール注意報

空からにんじんが降ってきてなにかが変わったらいいなと願っているブログ。 ……というのは冗談。 第三次世界大戦に関することや世界統一政府に向かう陰謀シナリオなどを予想したり、時事ネタなどを書いています。

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