鳥取M6.6、最大震度6弱地震が発生。熊本地震や過去の事例と南海トラフ地震との関係性について

鳥取県で震度6弱 気象庁会見 「1週間は最大震度6弱程度の地震に注意を」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161021-00000008-wordleaf-soci

 21日午後2時7分ごろ、鳥取県中部を震源とする地震が発生し、同県倉吉市、湯梨浜町、北栄町で震度6弱を観測した。気象庁によると、深さは11キロ、マグニチュードは6.6だった。鳥取市や岡山県鏡野町などで震度5強を観測したほか、九州地方から関東地方にかけて震度5弱~1を観測した。津波の心配はないという。

……引用終わり

 地震の後、熊本地震の時と同様余震が続いています。

鳥取県、過去にM7以上の地震2回 東部に短い活断層

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161021-00000054-asahi-soci

 《川崎一朗・京都大名誉教授(地震学)の話》 鳥取県では過去にも大きな地震が起きている。1943年にはマグニチュード(M)6級の地震があった半年後、鳥取地震(M7・2)があり、2000年には鳥取県西部地震(M7・3)があった。今回の地震後に再びM7級が起きるとは考えにくいが、可能性はないとは言えない。

……引用終わり

 気象庁は今後1週間は最大余震6弱の可能性、専門家は、M7クラスの地震が続く可能性がないとはいえないと言っていますが、実際のところどうなのでしょうか。


 まず、個人的な印象ですが、今回の地震は規模のわりに揺れている地域が多い気がします。震源の深さが11キロと浅いのも関係しているかもしれません。特に、無関係な東京で震度1が多く出ているのはなぜなのか気になります。

 次に地震の性質ですが、まず鳥取地震は4月の熊本地震と違って中央構造線上ではなく、近くに連動しそうな断層も見当たりません。

 気象庁の発表では横ずれ断層型地震となっています。つまり、通常の内陸型の断層がずれて発生した地震です。表に見える断層がないせいで、地震が次のどのように起こるかわかりにくいのですが、断層がないのだから、熊本地震のように隣の断層と連動して本震が発生する可能性は低いと考えられます。つまり、熊本地震のように1日後に地震が来るような事態を心配する必要はそれほどないのかなとは思います。

 ただし、少し時間を置いた後にM7クラスの地震が来る可能性はあります。過去には次のような事例がありました。

地震調査研究推進本部

http://www.jishin.go.jp/main/yosokuchizu/chugoku-shikoku/p31_tottori.htm

 鳥取県東部で過去に発生した地震としては、1943年の鳥取地震(M7.2)が知られています。これは鳥取平野のほぼ直下で発生した地震であり、鳥取市で震度6が観測され、大きな被害が生じました。この地震の半年前の3月4日、5日に鳥取地震とほぼ同じ場所で、いずれもM6.2の地震が発生しました。鳥取地震の後には、この震源域で1983年10月31日にM6.2の地震が発生し、鳥取市で震度4が観測されました。また、歴史をさかのぼると、この地域では1710年10月と1711年3月にそれぞれM6.5とM6.3の被害地震が発生しています。

……引用終わり


 今回の地震はM6.6ですから、またしばらく時間をおいて地震が発生する可能性があります。

 今回の地震と直接関係ありませんが、先日、串田氏が10月18日前後2日に近畿地方でM7.8±0.5が来ると予想していました(で外しました)。鳥取地震が起きたのは21日ですからすでに時期は過ぎていますが、揺れの範囲の広さからして、次の地震が起こるのが群発地震の地域とは限らないわけです。近くに断層がない以上、その可能性は低いでしょう。

 私の勘ではこの地震はたぶん単発で終わります。同じような震源でもう一度地震が来る可能性はありますが、M6.6が本震でしょう。


 直接の連動地震は考えにくいですが、熊本地震と鳥取地震は間違いない南海トラフと関係があるはずです。

 その根拠として、前回の南海トラフ地震は1944年と1946年にそれぞれM8クラスの地震が起きましたが、その時も鳥取で地震が起きているからです。

 1943年(昭和18年)9月10日 鳥取地震 - Mj 7.2(Mw 7.0)、鳥取県鳥取市で最大震度 6。 死者1,083人。

 1944年(昭和19年)12月7日 東南海地震(昭和東南海地震) - 三重県沖、Mj 7.9(Mw 8.2 )、静岡県御前崎市、三重県津市で最大震度 6。死者・行方不明者1,223人、伊豆から紀伊にかけて津波。

 1946年(昭和21年) 12月21日4時19分頃 南海地震(昭和南海地震) - 和歌山県沖四国沖、Mj 8.0(Mw 8.4[112])、中部地方から九州地方にかけて最大震度 5。死者・行方不明者1,443人、房総から九州にかけて津波。

どうやら次のような関係性があるそうです。

 そして、注目すべきは鳥取で地震が起きる前に、九州で火山が噴火したり、大きめの地震が相次いで発生していました。最近でいうと阿蘇山で噴火したことや、地震でいうと昨年11月の薩摩半島西方沖M7.1、今年4月の熊本M7.3地震などが起きています。

https://ninjinchuihou.amebaownd.com/posts/1412229

 つまり、前回の南海トラフ地震前に似てきているのです。

 前回の南海トラフ地震の時は、まず九州方面で地震や噴火が起きて、それが徐々に東側の四国と中国地方に広がっていき、満を持して1944年に南海トラフ地震が起きています。

 そのようなわけで、今回の地震で、わたしは熊本地震と鳥取地震が南海トラフの前に起きる一連の内陸型地震だと考えています。

 ただし、今年中に南海トラフ地震が起こることは考えにくいと思います。M8以上の巨大地震であれば前兆がありますが、現時点で南海トラフの顕著な前兆が出ているという話はありません。前回の地震発生期間からすると、2017年から2018年にかけて発生する可能性がありますが、細かいことはもう少しいろいろ見てからでないとわかりませんが、頭の片隅には入れておいた方がいいかなと今回思いました。

 南海トラフ地震はこれまで起きると言われながら起きなかったので、慎重に発言するべきですが、今回の地震は幸いにも建物は崩壊しても多くの死者が出ているわけではないので、被害の大きさからすると警戒すべきは南海トラフ地震の方だと思います。

 まあ、どちらにしてもまだ起きるタイミングではありません。

 関係あるかわからないですが、熊本地震の時も今回も、なぜか今年起こる大きめの地震の2~3日前はなんだかイライラして、気分が落ち着かない感じです。

にんじんスコール注意報

空からにんじんが降ってきてなにかが変わったらいいなと願っているブログ。 ……というのは冗談。 第三次世界大戦に関することや世界統一政府に向かう陰謀シナリオなどを予想したり、時事ネタなどを書いています。

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