世界の陰謀や選挙不正を訴えたドナルド・トランプが負けに言及するも、支持率はなぜか僅差

 つい先日第3回目最後の討論会が行われた大統領選挙、巷では第3回目は互角だったという評価だったようですが、第1回、第2回はヒラリー優勢で全3回の討論会をトータルで見るとはドナルド・トランプが負けたという結論になりそうです。

 大統領選挙が行われる11月8日まで3週間を切ったということで、すでに誰に投票するかアメリカ国民のほとんどは決めたと思われます。

 負けが見えてきたドナルド・トランプは、このところ、不正選挙について熱心に訴えていました。

「大統領選で不正投票が横行」トランプ氏、不法移民が大量投票すると主張

http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/18/trump-illegal-immigrants_n_12550532.html

 アメリカ大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏は10月17日夜、選挙集会やテレビのインタビューなどで繰り返し「大統領選の投票に不正行為がある」と述べ、不法移民が不正な投票をしていると主張した。

 「膨大な数の不正投票がある。共和党指導者がそれを確認しないのは、私には理解できない」と、トランプ氏はウィスコンシン州のグリーンベイでの集会の前、FOXニュースに語った。

 「あまりにも多くの都市が腐敗していて、不正投票が当たり前になっている」と、トランプ氏は演説直後にも言った。

……引用終わり


 不正選挙について日本でいうと笑われますが、2013年の参議院選挙ではどう考えてもおかしい不正選挙の証拠が出てきたことがあります。

 アメリカの場合には実際に選挙の公平性は大きな問題になったことがあります。ブッシュジュニアが共和党代表になって民主党代表のアル・ゴアと戦ったとき、本来アル・ゴアが勝っていたはずなのに、怪しげな開票のためになぜかブッシュが大統領になってしまいました。その結果起こったのが9・11テロとアフガン・イラク戦争でした。

 もしかしたら、今回も同じような事情があるのかもしれません。つまり、ヒラリー大統領の後に、戦争を始める準備をしている可能性があります。

 公平性を欠いているという意味でいうと、民主党の予備選挙で民主党がバーニー・サンダースが勝てないように妨害していたと認めた事例があります。党が妨害すれば、予備選挙で勝てるわけがありません。思えば、最初に予備選挙が行われたアイオワで誤差のレベルの僅差でヒラリーが勝ちましたが、あまりに数字がやばかったのでわたしも「不正選挙か?」と疑った記憶があります。サンダースを勝たせたくない理由は山ほどありましたから、初戦はなんとしてもヒラリーに勝ってもらわなければならなかったのでしょう。

 結局予備選挙でサンダースは負けたわけですが、ドナルド・トランプは同じような不正選挙で負けるのではないかと考えているようです。

 しかし、不正選挙の話ばかりしていると、支持者がかえって投票に行かなくなることを危惧したのか、ついに勝気な姿勢を捨てて、自分の負けについて言及しました。


「全力尽くせば負けても満足」=トランプ氏、敗北に言及-米大統領選

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161022-00000058-jij-n_ame

「投票日まで一生懸命動く。そうすれば、勝とうが負けようが引き分けようが、私は満足するだろう」。

 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏は21日、ノースカロライナ州で演説し、敗色濃厚になりつつある今の心境をこう打ち明けた。勝ち気なトランプ氏が敗北の可能性に言及するのは異例だ。

 トランプ氏は「集会をもう1回開いていれば200票差で負けず、500票差で勝っていたなどと後悔したくない」と強調。「投票率が上がれば勝てると私は確信している」と付け加えた。 

 トランプ氏は大統領選で敗れた場合に結果を受け入れるかどうか明確にせず、批判を浴びている。この日の発言は受け入れをにおわせたものとの見方も出ているが、真意は不明だ。

……転載終わり

 もう少し前には、クリントンが世界の支配階級の傀儡だと批判していました。


トランプ候補、遂に世界政府陰謀論を提唱

http://business.newsln.jp/news/201610140121530000.html

 女性蔑視発言で人気に陰りが見ている共和党大統領候補のドナルド・トランプ候補がクリントン人気は世界の支配者階級による陰謀だとする独自の見解を示したことが脚光を集めている。

 この陰謀論は、13日にフロリダ州のウェスト・パーム・ビーチで行われた遊説の中で付け加えられたもので、世界は支配者階級によって支配されており、この支配者階級は、アメリカでの支配構造をより堅固なものとするため、傀儡としてヒラリー・クリントンを大統領候補として送り込んだというものとなる。

 トランプ候補が支配者階級としているのは、現職のオバマ大統領、やクリントン候補だけに限らず、共和党実力者のポール・ライアン下院議長にも及ぶなど、民主党だけでなく、共和党にも及んでいる。

 トランプ候補はこうした支配は、連邦準備制度、司法省などを支配下に置くことで支配体制をより強固なものとしているとも述べた。

 その上で、トランプ候補は、我々は民主主義の元にあると考えているがそれは幻想にしか過ぎず、実際の政治システムは、ほんのわずかな支配者階級によって支配されていると述べ、トランプ候補が行っている選挙活動は、この既存の支配者階級による支配に対する挑戦であると締めくくった。

 この妙に説得力のあるトランプ候補による陰謀説、当然のことながら、政界やIT企業経営者の間出は反発を招いている。

……転載終わり


 これは事実ではあるのですが、ドナルド・トランプがその支配階級の側にいないと考えることはできません。

 

 実際のところ、ドナルド・トランプはどの程度勝ち目があるのか考えてみましょう。

 10月に世界経済が混乱でもすればまだ勝ち目がないわけではありませんが、事態はそういうところまで来ているのでしょうか?

 いやいや、実はそうではないという見方もできるところがアメリカ大統領選挙の恐ろしいところです。

トランプ氏の支持率上昇、クリントン氏に4ポイント差まで迫る

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161022-00000016-reut-n_ame&pos=1

 [ニューヨーク 21日 ロイター] - ロイター/イプソスが21日発表した米大統領選に向けた支持率調査によると、共和党候補のドナルド・トランプ氏の支持率が上昇。トランプ氏による女性へのセクハラ疑惑などが取り沙汰されているにも関わらず、民主党候補ヒラリー・クリントン氏との差を縮めた。

 調査は14─20日、全米50州で有権者1640人を対象にオンラインで実施。クリントン氏の支持率は44%、トランプ氏は40%となった。7─13日に実施された調査ではクリントン氏が8ポイントの差をつけていたが、そのリードは半分に縮まった。

 また、今回の調査からは、トランプ氏が過去に女性に対するわいせつ行為を働いたと考えているとの回答が63%に達したこともわかった。

……転載終わり


 トランプが女性にわいせつを働いたと考えている人が63%で、トランプの支持率が40%ってどういうことよ? わいせつを働いたけれど支持するっていう人が3%以上いるってことでしょうか? 

 アメリカ人は性についてかなり厳しい(保守的)な見方をすると思い込んでいましたが、さすがドナルド・トランプ支持層は鍛え上げられていますね(どこかの国の総理と同じで)。

 ちなみに、ロイターはヒラリー派だったはずなので、ドナルド・トランプが支持率の差を縮めているというのは不気味です。

 やはり、ヒラリーの謀略を暴いたウィキリークスや、代表のアサンジ氏死亡説などから、ヒラリーの死臭(戦争狂っぷり)を嗅ぎ取り、ヒラリーではなくトランプの方がましと考える人もいるのでしょう。実際、ヒラリーになればまた戦争ですからね。

 経済との関連でいうと、いま株式市場は比較的安定しています。

 日経平均株価は17000円どころか、一時17200円を超えています。ドイツ銀行を大株主のカタールが資金援助するとかでドイツ銀行株価が戻り破たんリスクが後退したように見えたことや、為替が円安方向に振れていること、ドナルド・トランプ大統領リスクが後退したことなど、多くの要因があるとは思いますが、一時的に市場は落ち着いています。それでも、日経平均が18000円台に戻る気配はありません。

 正直、コイントスで占った10月世界恐慌が来る気配はみじんも感じませんが、イギリスのEU離脱投票の霊もあります。あの時は一度離脱派が増えるも、その後残留派のイギリス議員が殺されて残留派が勝つという市場予想を裏切って、離脱が多数を占めました。これはわずか4カ月前のことなので、ドナルド・トランプ大統領がないとはどうしても断言できないのです。

 もう少し大統領選挙にかかわることを書きたいのですが、それはまた別の機会ということにします。

 明日は衆議院補欠選挙の結果と、今年の年末あるいは、年初に行われるであろう衆議院解散総選挙について書く予定です。

にんじんスコール注意報

空からにんじんが降ってきてなにかが変わったらいいなと願っているブログ。 ……というのは冗談。 第三次世界大戦に関することや世界統一政府に向かう陰謀シナリオなどを予想したり、時事ネタなどを書いています。

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