崩壊する野党共闘とくだらない熱狂の果てに訪れる大政翼賛会と新世界秩序

 3日前の記事で、民進党と共産党を中心とする野党共闘を、連合と野田が妨害していることを書きました。

連合と野田の妨害で変わりつつある野党共闘と、迫る民進党分裂と衆議院解散総選挙

https://ninjinchuihou.amebaownd.com/posts/1524023


 野田佳彦の発言は明らかに野党共闘の妨害であり、連合も反対となると共産党が言うような相互推薦の形は絶対に不可能になります。野田は衆議院で単独過半数を目指すと言っていますが、泥船の船長が何を言っても空虚です。


民進・野田幹事長、衆院の単独過半数めざす意向

http://www.asahi.com/articles/ASJBB6QW7JBBUTFK003.html?iref=comtop_list_pol_n03

 民進党の野田佳彦幹事長は10日、次期衆院選について「いま以上立て、過半数を狙えるという候補者を立てる。そのために全力を尽くすのが大事だ」と述べ、単独過半数の確保を目指す考えを示した。11日告示の福岡6区補選の立候補予定者の応援演説後、福岡県久留米市で記者団に語った。

 野田氏が次期衆院選での具体的目標に言及したのは初めて。共闘する共産、社民、生活の3党との小選挙区のすみ分けが課題となるなか、あくまで単独で政権奪取をめざす考えを示したもので、3党の反発も予想される。

……引用終わり


 口ではこう言っていますが、野田は明らかに政権を取る気がありません。野田は安倍政権成立の立役者であり、民主党と改革の機運を破壊する男です。小沢が政党を作って壊す男だといならば、野田は安倍のために壊し、安倍とともに壊す男、犯罪の共犯者です。民進党がやる気があるなら、まず野田佳彦を排除することから始めなければなりませんが、おそらく連合は野田を使ってそうしているのです。連合は経営者の御用組合であり、連合は労働者目線よりも、経営者目線よりです。

 仮に野党共闘が成立したとしても、野党4党が衆議院で過半数を占めることはほぼありえないでしょう。現状の予想では次のようになっています。


野党共闘で47選挙区逆転=自公、3分の2割れ-前回衆院選で試算

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100800039&g=pol

 2014年衆院選の小選挙区(計295)で、旧民主、共産、生活、社民4党の得票数を合算すると、自民、公明両党が勝利した232選挙区のうち、47選挙区で逆転することが分かった。比例代表を含めた試算では、自公両党が法案の衆院再可決や憲法改正発議に必要な衆院の3分の2の議席を割ることになり、次期衆院選に向けて野党共闘の行方に関心が集まりそうだ。

 前回14年衆院選の小選挙区で、自民党は223議席を獲得。公明党9議席と合わせ、自公両党が8割弱の議席を占めた。これに対し4野党の議席は、民主党38、共産党1、生活の党2、社民党1にとどまった。

 一方、小選挙区ごとに4野党候補の得票数を単純に足すと、北海道、宮城、福島、東京、新潟、石川、長野、静岡、京都、兵庫、福岡など24都道府県の計47選挙区で与党候補を上回った。現職閣僚の一部も落選する計算だ。さらに別の9選挙区では得票差が3000票以内に縮まる。維新の党(当時)は得票数の合算から除外した。

 与党は比例代表と合わせ計326議席を獲得していたが、47選挙区で逆転を許すと、全体で279議席まで後退し、3分の2(317議席)を割る。改憲に前向きな今の日本維新の会(15議席)を合わせても3分の2に達しない。 

 ただ、試算はあくまで単純計算に過ぎず、実際にどのような結果になるかは見通せない。共産党は次期衆院選で、民進党と候補の相互推薦を求める構えだが、同党は共産党の自主的な取り下げを期待するなど溝がある。

 共産党は野党の連立政権樹立に向けた政権合意も想定するが、民進党は否定的。野党の選挙協力が不調に終われば、候補乱立で共倒れする可能性もある。

 試算では4野党が結束しても、与党を過半数割れに追い込むには至らない。来年1月の通常国会冒頭の衆院解散が取り沙汰される中、無党派層の取り込みによる支持拡大や、民進、共産両党の候補調整が今後の課題なりそうだ。

◇47選挙区の内訳

 前回衆院選を基にした試算で、与野党が逆転する47の小選挙区は次の通り。

▽北海道 3、4、7、9、10区

▽宮 城 1区

▽秋 田 1区

▽山 形 2区

▽福 島 1、5区

▽茨 城 1区

▽群 馬 1区

▽埼 玉 1、3、4、7区

▽千 葉 9区

▽東 京 1、3、14、18、19、21、22区

▽神奈川 12区

▽新 潟 1、2、4区

▽石 川 3区

▽長 野 2、4区

▽静 岡 3区

▽愛 知 1、8、9区

▽滋 賀 1、2区

▽京 都 3、4区

▽大 阪 11区

▽兵 庫 2区

▽岡 山 2区

▽香 川 1区

▽福 岡 1、9、10区

▽長 崎 1区

(2016/10/08-12:01)

……引用終わり


 野党共闘をしても過半数には届かない。加えて、小池新党と維新が合流すれば、無党派層の自民党および安倍政権批判票はあっち側に流れます。つまり、実際には民進党の議席はさらに減るはずです。そうなると、民進党の中にも勝ち馬に乗ろうとする連中が現れて、野田と連合がうまく彼らを誘導して、日本維新の党に一部が移動します。浮動票とともに、民進党の維新よりの勢力は雪崩を打って移動し、残された左派勢力もなんとかおこぼれをもらおうとします。連合が最後の一押しで「わたしたちは維新を支持する」と全部でなくとも一部が維新に流れれば、選挙の前に勝負はついてしまうという算段です。

 これですべてが完了します。

 小池がうまく国民を騙している間になんとか改憲派が3分の2を維持できるように解散するのが支配層の狙いです。

 支配層は自民党が議席減になることをあらかじめ見込んだうえで、しかし憲法改正はできるように誘導する予定でしょう。彼らは自分たちの本音が暴露されていて批判の対象になっている自民党改憲案ではなく、自民党と維新と改憲派が国会で議論して(実際には支配層の密室で決定されたものがあたかも国会主導で決められたように見せかけられた)改憲案に基づいて憲法改正を行うでしょう。これは小池人気にあやかり、新しい権利とともに基本的人権の根本が破壊される形で衆参で発議され、国民投票で国民の過半数の支持を得て、改憲が実現されます。

 安倍もそのことを知っているからこそ、維新をあえて誘導して、護憲派がやや多く左寄りの民進党ではなく、改憲派が圧倒的多数を占める維新が第一党になるように協力しているのです。安倍は民進党をまともに敵として扱っていません。中には日本会議で彼の協力者が含まれています。

 安倍がヒールを引き受けているのは、改憲というゴールにたどり着くためです。結果的に彼が総理大臣の間に改憲が実現し、任期が延長されて、できることなら東京オリンピックまで総理大臣を続けられれば大満足でいうことはないのです。

 改憲のために安倍は自民党都連の味方をせず、小池側に立ち、民進党と中にいる左派と共産党を分断し、壊滅させることで、総選挙をしても衆議院で改憲派を3分の2を割ることが決して起こらない仕組みを作ろうとしています。そのための11月の自爆的な解散なのです。ここまで読み切れる人間がいったい何人いるのか、下手をすると私以外に安倍と支配者の真の意図を読めている人間はいないのかもしれません。

 選挙が終わり、自民党の議席は減るでしょう。それをみて万歳と喜ぶ愚か者の顔がすぐに浮かんできます。しかし、衆議院選挙の本当の争点は改憲派に3分の2を託していいのかでした。自民党はTPPの強行採決と労働問題に注目を誘導して、憲法については「発言する立場にない」などとへたくそな応対で憲法改正を争点からそらし(へたくそであるほど効果があります)、改憲派である維新を伸ばすのに協力する。

 これは高度に統一された戦略であって、一見してわかるように安倍官邸、公明党、維新、小池百合子、橋下徹、連合、野田佳彦、そしてマスコミが共謀しない限り決して実現できるものではありません。これらのすべてがあらかじめ作られたシナリオに従っていると考えるほかにどうすればいいのでしょう? この事実は、背後にすべてを操る勢力が存在することを示しています。世界は完全に彼らの手の中に落ちるでしょう。

 2016年12月の解散総選挙さえ終われば、安倍と小池、橋下がプロレスごっこをして東京オリンピックが終わるまで待つことができます。東京オリンピックまでには、世界は新世界秩序が完成しており、共謀罪やマイナンバーの紐づけ作業を含むあらゆる法案が通過し、準備はすべて終わっているでしょう。

 その後、国民にはあらゆる意味において発言権が失われるでしょう。メディアの自主規制、秘密の徹底的な保護、緊急事態が宣言されて基本的人権が失われる。言論弾圧、そして日本共産党の最後……。


 ああ、なんと愚かな国民よ! 羊たちが屠殺されるのが目に見えるようだ! 

 「日本万歳」と叫ぶがいい、この羊たちよ。それはそんなに気持ちいいことなのか?

 「安倍総統万歳!」は嫌でも、「小池総統万歳!」なら受け入れる人たちがいることをわたしは知っている。政治は感情であり、小池は人を動かす。

 わたしは彼らの熱狂を覚まさせるべきなのだろうか? それとも、もっと強い熱狂の渦に放り込むべきなのだろうか? 


 わたしは悲観も楽観もしません。ただ、勝つ方法は一つだけあるとだけ言っておきましょう。世界の支配層を倒す方法はあります。ただし、いまそれが実現することはないでしょう。

にんじんスコール注意報

空からにんじんが降ってきてなにかが変わったらいいなと願っているブログ。 ……というのは冗談。 第三次世界大戦に関することや世界統一政府に向かう陰謀シナリオなどを予想したり、時事ネタなどを書いています。

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