トランプリスク、TPP、最近の地震など

 最近17400円を超えて17500円をうかがっていた日経平均が久しぶりに大きく下落しました。ドナルド・トランプの支持率がヒラリーを上回ったことなどが原因で、前日ヨーロッパで株価が大きく下がり、その流れを受けてダウが100ドルほど下がった流れを引き継いだものに高値の確定売りが重なったものとみられます。


日経平均は307円安、「トランプリスク」で心理悪化

http://jp.reuters.com/article/tokyo-st-idJPKBN12X0H1?feedType=RSS&feedName=businessNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPBusinessNews+%28News+%2F+JP+%2F+Business+News%29

 [東京 2日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均終値は、前日比307円安と急反落した。東証1部銘柄の9割近くが下落。米大統領選を巡る不透明感を受けた米国株安などを嫌気し、序盤から幅広く売りが優勢となった。日銀によるETF(上場投信)買いの思惑で下げ渋る場面もあったが、後場に先物主導で売られ、下げ幅は一時361円まで拡大した。

 投資家の不安心理を示すとされる日経平均ボラティリティ指数.JNIVは前日の19ポイント台から一時23ポイント台まで上昇。取引時間中としては9月27日以来、1カ月ぶりの高水準を付けた。

米ワシントン・ポスト/ABCの世論調査によると、米大統領選の共和党候補トランプ氏の支持率が、民主党候補クリントン氏の支持率をわずかながら上回り逆転した。外為市場では103円台後半までドル安/円高が進行。日本株に対してもリスク回避の売りが広がった。

……引用終わり


 別に市場が混乱しているというわけではなさそうです。本格的に混乱するとすれば、結果によっては11月8日か9日ごろでしょう。いまはまだ様子見です。

 投資家たちはすでにヘッジ取引を増やして乱高下で大儲けする体制に入っているようです。

アングル:米大統領選にわかに緊迫化、株のヘッジ取引が急増

http://jp.reuters.com/article/us-presidential-election-hedging-stock-idJPKBN12X09V?sp=true

 それより気になるのは金価格がじわじわと上昇する一方、原油価格がじわじわと下がっていることです。原油価格は少し前はOPECの減産合意で53ドルほどまで上がっていましたが、いまは47ドルまで下落しています。金価格も1オンスあたり1290ドルと、1300ドルを目指す動きです。もう一つ、バルチック海運指数も、9月23日には941となっていましたが、最近はピークアウトして830と下落傾向です。


 でも、こういう時はなぜか大統領選挙でも経済でもなくて地震やテロが起きたりするんですよね。

 今日はM4クラスの地震がそこそこ起こりました。

 沖縄本島近海 M4.8

 福島県沖 M4.9

 秋田県内陸北部 M4.1

 昨日は千葉県東方沖M4.4、沖縄本島近海M3.9、29日にには宮古島北西沖M5.1などが起こっていて、日本全体(特に沖縄)でやや規模の大きめの地震が増えています。

 逆に鳥取の余震はだいぶ落ち着いてきていて、有感地震が1日5回前後となっています。ただし、以前書いたように、広島のラドン濃度が非常に高くなっており、先日ついに標準偏差の5αにあたる100という数値を記録していらい高止まりしています。山陰地方全体のラドン濃度が上がっていることから、いずれ地震が起きると思われます。いまは準備段階のようなので、まだ起こるとは思いません。どちらかというとラドン濃度がゆっくり下がり続けている札幌の方が注意するべきかもしれません。


 TPPは10月28日の予定が11月1日になり、自民と民進党がとうとう11月2日に特別委員会で採決、4日に衆議院本会議で可決することでおちついたところで、あの農水大臣がすばらしいアシストをしてくれたおかげでTPP特別委員の2日採決が先送りされました。

山本農相また失言…野党激怒で衆院TPP特別委の採決先送り

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/193096

 この大臣につける薬はないようだ。国会で審議中のTPP承認案をめぐり「強行採決」発言をして、陳謝、撤回させられた山本有二農相がまたやった。

 1日に都内で開かれたパーティーで、自らの強行採決発言を念頭に、「こないだ冗談を言ったら、(農相を)クビになりそうになった」と言い放ったのだ。大問題になった暴言を“冗談”で片付ける軽さには怒りを通り越して呆れるしかない。

 2度目の失言を受け、民進党など野党4党は2日午前、国対委員長会談を開き、山本大臣の辞任を求めることを確認した。

 さらに野党は、2日午後に予定されていた衆院TPP特別委員会での採決を拒否する方針で一致。与党も「採決できる状況ではない」として、委員会採決は先送りとなった。

 それでも政府は早期成立を諦めていないが、野党が態度をさらに硬化させるのは確実。山本大臣の進退も焦点になってきた。

……転載終わり


 2度も失言するあたり、もう山本農水大臣が辞任でもしないかぎり民進党もTPPの成立に同意しないでしょう。野党としては、なんとかしてTPPを阻止するか、失敗したとしても農水大臣を辞任に追い込むことで解散総選挙前に得点稼ぎするつもりでしょうか? 個人的には農水大臣が粘ってTPPが11月8日以降に採決が先延ばしになるのが理想の展開です。いま急いでいるのが苫米地氏の言うように大統領が決まる前にTPPを通過させることで日ロ関係に口を挟まないという裏取引のためだとしたら、11月8日以後にすれば裏取引は破綻するので、安倍もいそいでTPPを通す理由がなくなり強行採決する理由がなくなります。会期延長もあきらめるでしょう。そもそも日露関係で領土問題が進展する可能性先日書いたように消滅したので、安倍総理も裏取引のためにTPPをごり押しすると反発を強めるだけで、通過させる理由がなくなりつつあるように思えるのですが、どうでしょう?

 会期延長が行われなくなり、ついでに、残業代ゼロ法案などの労働法制改悪も廃案になればいいと思います。

にんじんスコール注意報

空からにんじんが降ってきてなにかが変わったらいいなと願っているブログ。 ……というのは冗談。 第三次世界大戦に関することや世界統一政府に向かう陰謀シナリオなどを予想したり、時事ネタなどを書いています。

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