SEALDsの本当の狙いは共産党の躍進を止めることだった? 日本の左翼と若者の置かれた苦境、その愚かさを笑う~日本の未来と野党共闘2~

 今日の話は昨日の記事以上に意見が分かれる記事になるでしょう。長いうえに内容が共闘支持者に不評だろうと予想されるので、途中で読むのをやめたくなるかも知れません。しかし、いまわたしが思っていることをわたしは正直に伝えたいと思うので思ったことを書きます。

 野党共闘支持者はわたしからすると優しすぎます。彼らは「協力すれば安倍政権を倒せる」という白昼夢を見ているのです。しかし、安倍政権の支持率は高止まりしていて、野党の支持率は伸びていません。勝つためには野党側に問題があると考えるしかない状況があります。そこを共闘支持者はまじめに考えるべきなのです。

 わたしは彼らを目覚めさせるためにあえて不都合な真実や可能性を見ることにしたいと思います。批判は覚悟の上です。


 日本民族の恐ろしいところは、自分たちが劣等民族であると言われてもネトウヨ以外まともに反論しないところです。民族の誇りが傷つけられたら誰だって怒ります。自分や家族が傷つけられたら怒るように、民族の誇りが傷つけられたら反撃するのが普通です。しかし、骨抜きにされたこの劣等民族にはそのような考えがなく、単に「彼ら」と自分たちを区別して、「彼ら」を「変な人」というカテゴリーに区別してレッテルを張ればそれで済むと思い込んでいるのです。彼らは都合の悪い人物を無視すれば万事問題ないと考えるのです。

 狂っているのは果たしてどちらなのでしょうか?

 日本民族の良識的な人たちは次の事実に気づいています。「民族の誇りを訴えるのは、政治家が自分たちのために愛国心を利用したいからだ」と。それゆえに、彼らは民族という概念を否定的にとらえてしまうのです。

 ネトウヨがいわゆる市民を毛嫌いしているのは、日本の市民が民族という概念を軽視しているからです。それが彼らにとって最も気に入らないのです。政策的な理由とか、人種的な理由は二の次で、本当の対立軸は日本民族の捉え方にあるのです。

 いわゆる良識的な人たち(市民)はいいかげん気づかなければなりません。「日本民族は傷つけられており、絶滅の危機に瀕している。それを打破するためには、日本民族を抑圧しているアメリカ国家と特権階級を打倒さなければならない」ということに。

 この事実に気づかないまま、どれだけ野党共闘を進めても数合わせ以上の物にはならないでしょう。

 加えていまの野党には隙間風が吹いているように見えます。

 10日のTPP強行採決に関して、野党4党は歩調を合わせませんでした。まあ、菅直人が参加表明して、野田佳彦が進めたのだから、反対とは言えなかったのでしょうが、共産党だけが出席して反対票を投じ、ほかの野党3党は退席するあたり、どうも野党共闘が壊れかけているのを感じます。

 問題はすでに、共闘の枠組みが成立するかしないかというレベルで収まりきるものではないのです。「日本民族は傷つけられており、絶滅の危機に瀕している。それを打破するためには、日本民族を抑圧しているアメリカ国家と特権階級を打倒さなければならない」という事実を指摘することのできるドナルド・トランプやバーニー・サンダースのような人物が日本は存在しないということです。都知事選に出馬しなかった宇都宮健児氏は日本のバーニー・サンダースだと言われていましたが、「なかなか面白い冗談だな」と思っていました。

 わたしがいいたいのはようするにこういうことです。

 「日本人はドナルド・トランプやバーニー・サンダースという個人のことをよく理解していない。彼らは単なる市民の延長線上に存在するのではなく、そこから突出した特異な位置を占めているのだ」ということに気づいていない、だから滑稽なのです。

 彼らは真の敵が誰であるかを理解したうえで、自分の主張をしているのです。そういう人の言葉には力があります。それゆえに彼らは一つの現象を、特権階級の不正(富の偏在、不正選挙)という問題を正面から追及することができたのです。宇都宮氏にはそのような言葉がありません。彼はただの市民活動家であり、弁護士に過ぎない。こういう人物が若者の支持を得て大運動を起こせるとはとても思えないのです。これがいまの市民の弱点です。

 日本民族を脅かしているのはネトウヨが言うように、パヨク(左翼についてのネトウヨ用語)や北朝鮮、中国ではありません。わたしたちの敵は安倍政権に象徴されるような日本の特権階級であり、日本を外からアンダーコントロールしようとするアメリカの特権階級です。それこそが日本人の生活の改善を妨げ、逆に若い現役世代に多くの負担を強いて日本の少子化を押し進める敵の正体です。この敵を葬ることこそが、日本民族を立て直し、生き残らせるための唯一の方法なのです。そのことを野党は自信をもって主張しないから勝てないのです。

 サンダース支持者であるアメリカの若者たちはそのことを理解していました。アメリカの寄生虫である特権階級を排除することで、若者の重しを取り外そうとしたのです。トランプにはそれができないと感じていたので、サンダース支持者の多くはどちらにも投票しませんでした。彼らならいずれ気づくでしょう。それは誰かに頼ることによって実現するのではなく、自分たちの手で実現すべきである、と。

 わたしが2020年に託したのはそういう未来です。わたしはアメリカのミレニアル世代、若者には期待しています。逆に、日本の若者には全く期待していません。彼らは何も知らず、知ろうとしないからです。これは若者だけではなく、ほとんどの日本人はすでに深く考えることを忘れているので、真の対立点を理解できないのです。なぜなら、考えなければ理解しようがないことがらを、右耳から入って左耳から抜けていく音を聞いているだけで「聞いた」と答える彼らは、政治的な難聴者なのです。それはある種の障害であり、生きるための力が失われたことを表しているように思えます。

 SEALDsがいるじゃないか、と市民たちはいうでしょうが、あんな茶番劇で満足して解散する骨のない連中に一体何を期待しろというのでしょう? もうSEALDsはありません。誰か一人でもSEALDsをもっと大きくする方向で運動を拡大させようとは考えなかったのでしょうか?

 こういう話があります。安保闘争の時に総理大臣だった岸信介はCIA(今回のヒラリーの支持勢力)でした。他方、安保闘争を行う側にもCIAの資金が入っていたという話があります。後者について事実確認はとれていませんが、両建て戦略からの弁証法が昔から彼ら(特権階級)の得意戦術であるということは知っておくべきでしょう。

 SEALDsは問題を理解していませんでした。それを矮小化して、目をそらすためのための工作員が内部に複数いたのではないか、あるいはSEALDsという団体そのものが工作のための団体だったのではないか、というのが当ブログ管理人の見解です。自発的に運動が起こる前から反対勢力の役者を準備しておけば、上の連中は彼らのアンダーコントロール下に置くことができ、適当なところで分裂、解散させることができます。

 SEALDsがなぜ参議院選挙まで活動すると決めたのか、それは彼らの本当の目的に関係があると考えられます。SEALDsの本当の目的は、支配階級の手が入っていない純粋な反安倍闘争の自然発生を排除し、2016年夏の参議院選挙で共産党の候補者を降ろさせることで共産党の躍進を妨害するのが狙いではないかとわたしは疑っています(SEALDsのメンバーは東京では民進党の小川候補を支援していました)。

 予測通りならば、共産党は共闘しなければもっと議席を増やしたはずですが、結果だけ見れば、香川以外の一人区で候補者を出せなかったために2013年6月の都議選、7月の参議院選、2014年12月の衆議院選に続く躍進が止まる結果となりました。

 なお、当ブログ管理人は日本共産党がアメリカ特権階級のコントロール下にあるという考え方を否定します。歴史的にみても、日本共産党はソビエトとつながりはあったもののいまソビエトは崩壊しています。アメリカは終戦直後を除いて反共政策を徹底しており、日本共産党はほかの党と共闘すること自体がこれまでありませんでした。こうした排除や連合との対立関係から考えても、日本共産党が特権階級と深く結びついているとは考えられません。財政的に見ても赤旗の収入で独立していて、外部から介入されている積極的な証拠もない。このように日本共産党は彼らのアンダーコントロール下にないとすれば、特権階級が日本共産党を妨害する理由は十分あったということになります。

 日本共産党は連中のやり口を知っているから騙されはしないでしょうが、人心掌握のすべと金を持った特権階級にとって、頭の回らないうぶな若者を扇動することなど朝飯前です。むしろコントロールされていない方がおかしいと考えるべきです。

 以前話をしましたが、安倍明恵と仲良しの三宅洋平もSEALDsと同じ類でしょう(三宅洋平は参議院選挙後に馬脚を現し、SEALDsは8月15日に解散してなんとか逃げ切りました。それにしてもなぜ8月15日だったのでしょう? その直前に発表された天皇の生前退位と関係があるのでしょうか?)。

 すべてが事実だとまでは断言しません。わたしはSEALDsやそれに賛同した芸能人を否定する気はありませんが、警告はしたいと思います。こうした可能性を考えることすらなく、疑うことを知らない羊のような人々が知ったかぶりしている現状をどうにかしなければならないと考えているだけです。

 彼らに世界の何が分かっているというのでしょう? 困ったことに、かれらは実際にはわからなくても分かったふりをしているます。知っていると思い上がっている人たちこそが何も知らない、というのはよくあることです。

 いまわたしたちはNHKやマスコミがいかに腐敗していて、ろくでもないかを見ています。ネット検閲を除けば、もはや中国レベルといってもいい日本の言論の状況はわかる人には十分すぎるほど実感されています。

 大統領選挙のお粗末な報道やTPPの国会中継をしないNHKをわたしたちは知っています。いまや、メディアは嘘を垂れ流す政府広報であるという意見は真実だと多くの人が感じつつあります。

 そこまでわかったならば、そのメディアが2015年夏の時点ですでにアンダーコントロールかになかったと考えるのはどうしてでしょう? 60年安保の両建て戦略を考えれば、2015年夏のバカ騒ぎも特権階級が作り出した運動の一つと言った方がいいくらいです。ハロウィーンは電通やメディアの戦略だと批判しながら、なぜあの運動だけが例外だといえるのでしょう? 例外といえる根拠もありますので、ここで結論を出すつもりはありません。あれが一つの希望だったこともまた事実なのですから。

 都合の悪い言葉を見なかったふりをすることだけはやめてください。わたしはあなたの真実を求める魂に訴えかけているのです。わたしは厳密にいうと市民側でも、ネトウヨ側でもない、変革を求めるものの一人にすぎません。

 トランプ大統領は変わりうることを教えてくれました。わたしたちは変わらなければならないのです。いまの特権階級を倒しうる存在になるために。


 2015年夏の時点で特権階級のシナリオは次のようなものだったと思われます。まずSEALDsが運動を起こし、野党共闘でアンダーコントロール下にある民進党を伸ばしつつ共産党の躍進を抑え込む。そして維新を利用して改憲派で3分の2を獲得して改憲に邁進し、最終的には国会全体を特権階級の支配下に置く。これが彼らの狙いでした。

 ドナルド・トランプ大統領で連中はシナリオの修正を余儀なくされていますが、昨日書いたように小池=橋下の維新政権構想がそれです。だからマスコミは小池都知事ばかり報道するのです。

 しかし、それは決して新しい事態ではないのです。むしろ、状況は何一つ変わっていません。変わったのは見せかけだけです。

 日本における支配階級は2つに分かれていて、それぞれが1つの政党に混ざり合っています。55年体制で成立した自民党、社会党にはそれぞれ右派左派がいて、どちらが勝とうと2つの勢力のアンダーコントロール下にありました。自民党民主党の二大政党時代も同じです。そしていまは、自民、維新の二大勢力に、民進党という補完勢力を作り出して疑似的な大政翼賛会を作り上げる戦略を実行しています。

 参考動画のリンクもつけておきます。


らっきーデタラメ放送局★第206回『何もかもが関連している?支配層紅白合戦!』

https://www.youtube.com/watch?v=RLVz9IWy9oY


 このように、外見だけ変わっても、中身は何も変わらないというのが日本の政治なのです。そうして国民が政治への関心を失えば、投票に行かなくなるので、支配者たちはやりたい放題できるようになります。


目次を修正しました。全8回に変更します。

第1回:人為的に作り出される東京、大阪、名古屋連合が自民党政権を倒す平成維新シナリオと、バーニー・サンダースを出せず勝つ気のない野党共闘の対決構図~日本の未来と野党共闘1~

第2回:SEALDsの本当の狙いは共産党の躍進を止めることだった? 日本の左翼と若者の置かれた苦境、その愚かさを笑う~日本の未来と野党共闘2~

第3回:神津―野田―小沢の狙いは3党オリーブによる共産党弱体化と原発再稼働を押し進め、官製春闘で連合・民進党の分裂阻止~日本の未来と野党共闘3~

第4回:民進党中心の共闘は間違っている! 勝つための2つの方向性~野党共闘と日本の未来4~

第5回:前原発言から見る民進党の幼稚性と、彼らの救いようのない愚かさを徹底批判する1~日本の未来と野党共闘5~

 第6回:前原発言から見る民進党の幼稚性と、彼らの救いようのない愚かさを徹底批判する2~日本の未来と野党共闘6~

 第7回:民進党中心の野党共闘はなぜ市民と共産党を裏切らざるを得ないのか~日本の未来と野党共闘7~

 第8回:野党共闘を成功させるためにやるべき3つのこと。比例名簿、候補者統一、そして~日本の未来と野党共闘8~

にんじんスコール注意報

空からにんじんが降ってきてなにかが変わったらいいなと願っているブログ。 ……というのは冗談。 第三次世界大戦に関することや世界統一政府に向かう陰謀シナリオなどを予想したり、時事ネタなどを書いています。

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