自民党と民進党の幹事長会談、民進党分裂後右派は、小池新党と日本維新に合流が有力?

 4日前の記事で、わたしは自民党の二階幹事長と、民進党の野田幹事長が話し合ったことを受けて、野田=連合=自民党がつながったこと、そして民進党が分裂するだろうと予測しました。この推測が間違っているという根拠はいまのところないので、現実になる可能性はあると考えています。

 しかし、幹事長同士の会談という部分に着目すると別の可能性が浮かび上がってきます。

 以前、共産党の小池晃が、新潟県知事選挙の結果が出た直後、「連合か共産党か」という選択を遠回しに迫るような発言がありましたが、神津連合会長と仲良しの野田はを中心とする執行部は、共産党ではなく連合を選びました。

 この前提を踏まえて、もう少し踏み込んで考えてみましょう。

 さて、自民党に政策が近いと自民党にすり寄る連合、その会長と仲良しの野田幹事長が自民党の幹事長と話し合った。確かに幹事長レベルの会談は重要な内容を含んでいることが多いですが、すでにTPPや年金カット法、カジノ法などの重要法案を衆議院で通した後に行われたことから、明らかに国会対応に関する話ではありません。話した内容は天皇の禅譲に関するものだと言っており、ぶっちゃけていうと憲法の話でしょう。これが次の解散総選挙後の本当にやりたいことであり、真の争点なのです。

 憲法について野田は自民党と同じ意見を持っています。そして、改憲についての同意が両者の間で得られたのでしょう。共産党と組めないというのは、憲法について民進党右派と共産党の立場が全く違うからなのです。

 だから、民進党右派が分裂して自民党に合流するだろうとわたしは予測したわけですが、別に党を割る必要はないのです。彼らの理想は、民進党全体を自民党寄りにすることであり、連合が自民党寄りの態度を見せれば、それは実現可能です。

 したがって、自民党と民進党の幹事長レベルの会食という名目からして、両党が政党レベルで提携する、つまり自民党と民進党が連立政権を組むことについて話し合った可能性があるのです。

 右派が分裂して出ていくのではなく、民進党と連合全体が国民を裏切り、自民党と特権階級にすり寄っていく腐敗がますます進むでしょう。

 連合が自民党の政策を支持するならば、あえて民進党を割らずとも、自民党と連立すればいいわけです。そして、憲法を改正して、緊急事態条項を使い選挙は行われなくなる。そうすれば、自民党と民進党が議席を奪い合う必要もなくなります。

 これが狙いだとすれば、民進党には敗北したという結果が必要になります。そもそも、野田は本気で政権を取る気などさらさらありません。いかに民進党を自民党の補完勢力として使いやすく調整するか、それが彼の仕事です。民進党の支持母体である連合は野田と自民党への服従を表明するために、次の総選挙で野党候補を本気で応援せず、共闘が失敗したと総括して自民党側にすり寄ることを民進党と連合内で納得させるのでしょう。つまり、選挙を茶番にして、安倍独裁の道を手助けする協定と、その見返りとしてなんらかのポスト(閣僚?)を約束されたのでしょうか? あるいは秘密の組織での出世?

 明白な事実は、野田は2012年12月に消費税を増税して勝ち目のない自爆解散を行い民進党を壊滅させたということです。野田が幹事長として民進党を躍進させようと考えているなどとは民進党の人たちですら思わないでしょう。これだけ証拠がそろっていれば、民進党幹部が今後野党共闘を妨害することは明らかです。あるいは、「時間をかけて粘れば共産党は折れるだろう」と思っているのでしょう。

 いずれにしても、民進党に真摯に共産、社民、自由などの野党を向き合うつもりは全くなく、利用できるだけ利用してやるという態度であることは明白です。


・寄生虫のように、共産党と小池新党に頼って躍進を目指すつもりの蓮舫代表

 二階=野田会食とは別にもう一つ注目すべきことがあります。

 蓮舫が来年の都議会議員で新党を擁立すると思われる小池百合子とタッグを組む可能性が出てきました。この場合、民進党の右派および中道だけでなく、民進党全体が小池百合子と選挙区で相互推薦を目指す可能性があります。


小池都知事との協力探る=蓮舫民進代表

https://news.biglobe.ne.jp/domestic/1211/jj_161211_3051805628.html

 民進党の蓮舫代表は11日、東京都の小池百合子知事が来年夏の都議選に候補者を擁立する意向を表明したことに関し、「小池氏の頑張っている姿は最大限評価している。何か一緒に協力できるものがないか探ってみたい。国政の与党以外の方たちとの協力は否定するものではない」と述べた。新潟市内で記者団の質問に答えた。 

……引用終わり


 もともと民進党支持者には小池百合子支持者が含まれています。ですから、小池百合子と組んだところで得票が減ることはないし、小池百合子人気を利用して都議会で躍進することが見込めます。小池百合子としても民進党と東京連合の票を得られれば議会で多数を得られる可能性が高くなるので、両者の利害は一致する可能性があります。

 前々からニュースで蓮舫と小池百合子は女性のトップとして取り上げられていました。マスコミもグルということです。マスコミは野党共闘を骨抜きにして、蓮舫民進党と小池新党を汲ませて、反安倍勢力に見せかけて茶番劇を演じようとしているのです。

 ただし、蓮舫がやりたいなら総選挙後にやるべきです。蓮舫は自分で「来年1月解散、2月中旬投開票」と言っています。

民進党・蓮舫代表 衆院解散に言及 「1月解散、2月中旬投開票になる」

https://news.biglobe.ne.jp/domestic/1209/san_161209_7375781978.html


 このように蓮舫は来年7月の都議会議員選挙よりも、衆議院解散のほうが時期的に早く、しかも重要度が高いことを認識しているにもかかわらず、遅々として進まない候補者調整を放棄して小池百合子にすりよっているのです。野党第1党の党首としてこれは節操がない、いや常識がないと批判されるべきです。どう考えても調整をしているほかの野党と支援団体に対して失礼です。目の前の重要なことより、先の優先順位の低い物事を進めるのはおかしいです。

 こうした奇妙な態度は、すでに二階=野田会食で民進党の解党と、右派の自民党あるいは維新への合流が決定済みと考えたときのみ理解できるようになります。なぜなら、すでに民進党の解党が決まっているならば、民進党の議員がどこに行くかが最大の問題になるからです。共産党を利用して躍進させる策がおそらく失敗したので、民進党の解党を決定したのでしょう。もう蓮舫と野田を信用するものなど誰もいません。

 蓮舫と野田の動きから予想すると、どうも民進党幹部は、右派を自民党と合流させるより、小池百合子の新党と共闘する形で延命を図るほうがよいと考えているようです。

 蓮舫と野田には政治的信念などまるでありません。2人ともすべて他力本願のいいとこどり狙いで、次の選挙は共産党の候補者を降ろしてうまく躍進し、都議会議員選挙では小池と組んで躍進するというハイエナ政策を進めるつもりのようです。

 まあ、いかにも他力本願で出世してきた蓮舫と民主党にふさわしい末路を迎えることになるでしょう。つまり、民進党はいずれにしろ2017年中には確実に解体される運命から逃れることはできません。これまで語ってきたシナリオのどのパターンが進んだとしても民進党は解体するのです。右派の自民党合流、自民党との連立政権、小池との提携。すべて民進党の壊滅を意味しています。

 民進党はもう完全に終わったものとみなすべきです。民進党に期待すると裏切られます。これは間違いなく断言できます。彼らの言動こそがなによりの証拠です。

にんじんスコール注意報

空からにんじんが降ってきてなにかが変わったらいいなと願っているブログ。 ……というのは冗談。 第三次世界大戦に関することや世界統一政府に向かう陰謀シナリオなどを予想したり、時事ネタなどを書いています。

0コメント

  • 1000 / 1000