秋篠宮家眞子様婚約報道は露骨すぎる森友、加計のスピン報道。裏には財務省と麻生の思惑


・秋篠宮家と宮内庁の立ち位置

 16日のニュースはなかなか興味深かったです。

 夕方の時点では、民進党のヒアリングで、森友学園の籠池理事長が弁護士と財務省とのメールが取り上げられて、8億円値引きの根拠であった地中のゴミは存在しない疑いが濃くなるというニュースが久しぶりに取り上げられていました。

 しかし、その後秋篠宮家の長女である眞子様の婚約が報道されて、夜のトップニュースは眞子様ご婚約報道になりました。

 16日のNEWS23では、森友学園問題を取り上げる予定だったことが番組表からわかりますが、直前に変更されています。つまり、上から指示があったということですね。

 分かる人が分かりますが、これは大衆の注意を眞子様婚約に向けることで森友学園問題に注目を集めないようにするためのスピン報道と言われるものです。

 籠池や民進党はわざと問題を長期化させ、タイミングを見計らってカードを切りながら政権を追い詰めるつもりのようですが、今回の動きを見ていると事前にカードの切り方が漏れているように感じます。いまのまま続けても、問題は長期化するけれども、カードを切ったタイミングに別のニュースをぶつけるスピン報道で政治的な盛り上がりに欠けるように思います。理財局長を訴えたことからわかるように、安倍明恵を参考人招致するのはいったんあきらめて、財務省を攻撃しているようです。

 今回の件で重要なのはスピン報道が行われたということではなくて、スピン報道の発信元です。最初に報道したのはNHKなので、これが安倍政権側の仕掛けたスピン報道だとわかります。ついでに言うと、高浜原発4号機の再稼働報道に対するスピン報道でもあります。

 さらに今回、秋篠宮家と宮内庁が森友学園問題が広がらないように願う側だということもわかりました(安倍政権存続を願わないのであれば、拒否することもできたでしょう)。逆に言うと、森友学園を仕掛けている側はその秋篠宮家が属する勢力ではないということになります。

 わたしは皇太子が安倍と同じ側だと思っていたので少し意外でしたが、天皇家全体が安倍政権の存続を願っているのかもしれません。というのも、麻生も安倍も天皇家の親戚で、特に麻生は天皇家に近しい人物です。


・麻生の狙いは?

 麻生が森友学園問題を仕掛けた黒幕だという説があります。財務省があれだけ関わっていながら、なぜか麻生氏は批判されず、安倍夫妻ばかりが批判されているからです。麻生ならば、財務省の忖度についても知っているでしょうし、間接的に朝日新聞や野党に情報を流すこともできます。これが事実だとすれば、森友学園問題をコントロールしているのも麻生ということになります。理財局長が詰んでも自分は逃げきれるという自信があるのでしょう。

 麻生に関連して興味深いニュースがありました。12日に谷垣グループを離脱した6人が佐藤議運委員長を会長とする新派閥「天元会」を立ち上げ、15日に麻生派(44人)、山東派(11人)との合流を決めたというものです。

 その狙いはいまの時点では推測でしかわかりません。

 よく言われるようにこの動きが麻生総理を目指すものではなく、政界で影響力を強める狙いだとすれば、これは党内の抵抗勢力(具体的には石破茂)を排除するための動きと考えることもできます。

 しかし、その可能性は低いでしょう。森友学園問題に関しては、財務大臣である麻生が安倍を裏切ったのではという話もあり、安倍と麻生の関係がぐらついていると見立てるのであれば、麻生はいまのところは親安倍だが、状況によっては反安倍になる含みもあると思われます。

 このような最近の麻生の動きを見ていると、麻生は、森友学園問題を利用して安倍一強に揺さぶりをかけて、自民党内第二派閥を作り自分の政治的影響力を強めていることがわかります。

 これらの出来事から、麻生は表向きは親安倍に見せかけながら、裏で森友学園や野党を利用して、安倍に揺さぶりをかけて政治の主導権を奪い取ろうとしているのではないかと推測することができます。

 では、麻生は影響力を持ってなにをするつもりなのでしょうか? ふつうに考えれば政権交代でしょう。麻生の狙いは、自民党党内で総理大臣を交代する疑似的な党内二大政党制を実現することであり、キャスティングボートを握り、誰を総理大臣にするか麻生が決定できるようなシステムを構築することです。

 麻生は東京オリンピック後まで安倍政権を続けさせることには肯定的ではないはず。そこまで安倍政権が続けばせっかく強まった自分の政治的影響力が弱まり、党内での政権交代が不可能になります。

 そうしたことを知っていたからこそ、安倍は麻生への対抗上、東京オリンピックまでに改憲発議と発言し、2020年まで総理大臣を務めると意志を示したとも考えられます。

 しかしそれは逆効果だったかもしれません。日刊ゲンダイの記事を読む限り、改憲の窮屈な日程のせいで消費税増税を不可能になり、増税を目指す財務省と政権交代を目指す麻生の利害を一致させてしまったと思われるのです。


「改憲宣言」が命取り…財務省が仕掛ける“安倍降ろし”

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/205450


 安倍の挑発を受けて麻生は自民党第2派閥を結成して対抗し、表向きは仲良しに見せかけながら裏では森友と加計を利用して野党に安倍政権を攻撃させようとしているのです。すでに党内での政権交代の準備を始めているのでしょう。


・都議会議員選挙は自民党を中心とする壮大な内ゲバの代理戦争になる

 最近都議会議員選挙の調査で、突然自民と都民ファーストの会が拮抗し始めたのは偶然ではありません。それは選挙を牛耳っている勢力間の対立を表しています。

 麻生の新派閥がどう動くかは未知数ですが、都議会議員選挙が終わった後に小池都知事あたりと接近して、安倍政権に内と外から圧力を加えて政治的影響力を強めるということは考えられます。維新は安倍側についていると思われるので、安倍+維新VS麻生+小池の可能性が出てきました。

 自民党トップたちの人間関係も今後を予想するさい重要になってきます。安倍と麻生は表向き仲良しで裏で敵対という構図。これに菅官房長官が安倍政権存続のために働いていることや、小池都知事が嫌いであることから、菅は安倍の側につく可能性が高いと思います。二階は逆に小池都知事と仲良しで、APEC発言などから、安倍政権とは距離があります。どちらかというと麻生側につきそうなきがします。

 菅と二階の小池都知事に対する態度は正反対なので、麻生がどちら側につくかで都政も大きく変わりそうです。最近安倍が小池との対決姿勢を打ち出してきたのは、自民党都連と小池都知事の対決が安倍と麻生の代理戦争と化してきたからかもしれません。

 まとめると、いま自民党を中心に、公明党や維新、小池都知事を巻き込んで壮大な内ゲバが起きていることがわかります。核となるのは安倍と麻生の対立であり、そして菅官房長官、そして二階幹事長、公明、維新、小池都知事などが複雑に絡み合っています。

 都議会議員選挙がその代理戦争として使われることになりそうです。そんなくだらない政局につき合わされる都民が不憫でなりません。いまのままだと投票率はかなり下がりそうな気がします。

にんじんスコール注意報

空からにんじんが降ってきてなにかが変わったらいいなと願っているブログ。 ……というのは冗談。 第三次世界大戦に関することや世界統一政府に向かう陰謀シナリオなどを予想したり、時事ネタなどを書いています。

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