安倍政権と日本会議が目指す究極目標~日本臣民補完計画についてその3~

 3回目の最後は、日本臣民補完計画の目的、連中の抱くイメージに焦点をあてます。


 安倍のお花畑の妄想世界について語るとしましょう。それこそ、日本臣民補完計画の目指す場所です。

 そこには一人の指導者がいて、それは自分よりも偉い存在です。安倍はそれに子供のように無邪気に従います。なぜなら、それがすばらしいことだからです。

 安倍にとって、父親の安倍晋太郎は理想の父親ではなかったのでしょう。安倍は無意識に、天皇(あるいは岸信介)のような指導者を求めていたのです。といっても、岸信介はもういないので、天皇を代わりにします。

 しかし、安倍一人がそれを願ったところで実現しません。そこで、周囲の手助けによって内閣総理大臣になり、妄想世界を現実にしようとしたというわけです。

 彼の理想世界では、日本人はみな天皇の臣民となります。

 日本臣民は元首である天皇を父に戴く神の国であるわけですから、個人ではなく、家族が社会の基本単位となり、互いに助け合う美しい国が実現されなければなりません(改憲草案24条)。

 とはいえ、親子関係、階級は残されます。臣民は子どもであり、天皇という父の監督下に置かれなければなりません。子どもは勝手に出ていくことは許されないし、父や国家という家族のために奉公するのは当然のことです。

 もし破れば、政治犯は奴隷的拘束を受けても仕方がない、それは体罰なわけです(改憲草案18条)。

 みなさんご存知のように、自民党には体罰を肯定する議員がいます。道徳教育も実施されていますから、そこで体罰の出番というわけです。

 間違った政治思想の持主には指導が与えられなければなりません。それが奴隷的拘束だとしても、体罰ですから、それは父である国家元首、天皇としては必要なことです。それは愛の鞭なのです! 

 しかし子どもはそれを理解せず、反抗してばかりいるので、その時は残虐な刑罰を加えて間違って死なせてしまうこともあるかもしれませんが(改憲草案36条では、奴隷的刑罰は絶対に禁止されていない。あるということです)、刃向かうということ自体、彼が息子ではないという証拠だから、「わたしは悪くない」わけです。

 また、宗教団体が政治にかかわってもいいし(改正草案20条)、国は天皇制を尊重し、父と子の関係を否定しない政党に対しては「公正の確保および健全な発展に努めなければ」なりません(改憲草案64条の2)。それ以外の言論は「公益および公の秩序を害する目的」で活動しているとみなして、結社を作ることは一切禁止されます(改正草案21条その2)。デモも集会も反対政府的なものはもちろん禁止となります。

 こうして国内を掌握し、臣民の官吏に成功すれば戦争を戦い、臣民は玉と散るでしょうが、彼らは「靖国で会え」てみんな幸せですから、天皇(父)が批判される理由はありません。

 さらに戦争に勝てば、上の願望が出てくるでしょう。つまり、日本人だけでなく、世界中を巻き込んだ「人類補完計画」を発動させようとするかもしれません。これが日本のお偉いさん、保守派のイルミナティたちが実現したがっている理想なのかもしれません。


 以上、自民党憲法改正草案の思惑と、国内の掌握および、戦争と絡めて、「日本臣民補完計画」の全容をできる限りみじかくまとめてみました。われながらうまくまとめたなと自画自賛したいとことです。

 書いているうちに思い出しましたが、RAPT氏が天皇中心の新世界秩序の実現といっていましたが、いまならばその表現も納得がいきます。確かに、日本会議は天皇中心の新世界秩序の実現を目指しているようです。

 といっても、これはなにも最近急に出てきたものではありません。戦前、戦中には日本が世界を統一する大東亜共栄圏という妄想が垂れながされました。

 次回は大東亜共栄圏という妄想と、安倍政権の妄想の類似について、頑張って調べて書いてみようと思います。もしかしたら、参議院選挙に間に合わないかもしれませんが。


では、また あした

にんじんスコール注意報

空からにんじんが降ってきてなにかが変わったらいいなと願っているブログ。 ……というのは冗談。 第三次世界大戦に関することや世界統一政府に向かう陰謀シナリオなどを予想したり、時事ネタなどを書いています。

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